猫が飼い主やお家に慣れない原因、対処法

飼い主に猫が慣れない原因

出会ってから間もない

飼い主に猫が慣れない原因は、出会ってから間もない場合です。保護猫を譲り受けたり、ペットショップから引き取ったなどの猫は、飼い主に慣れるまで時間が必要になります。

1.人間が怖い

飼い主に猫が慣れないのは、人間が怖いのが原因かも知れません。猫が人間を怖いと思ってしまう理由が、虐待された事がトラウマになっていたり、捨てられた過去があるなどから怯えているのかも知れません。

2.飼い主の体や声が大きい

飼い主に猫が慣れないのは、飼い主さんの体や声の大きさが原因かも知れません。猫は、男性を怖がる傾向にあるようです。自分よりも大きいものは、警戒心が強くなるのでしょう。また、太く低い声や大きな声が猫は苦手なようです。飼い主さんが男性ならば、慣れるのに時間がかかるかも知れません。

3.飼い主の匂い

飼い主に猫が慣れない原因は、匂いが原因の可能性もあります。猫は、香水や煙草の匂いを嫌がります。家で煙草を吸ったり、香水の匂いをぷんぷんとさせると猫が懐かない原因でもあります。猫が、飼い主さんの匂いを把握出来なければ、いつまでも慣れてくれずに、近寄って来ることもないかも知れません。

お家に猫が慣れない原因

お家に猫が慣れないのは、家に来てからまだ間もないのが原因のようです。自分の知らない環境や匂いに戸惑っているのです。ここが自分のテリトリーになるまで期間が必要です。

1.引越しが多い

お家に猫が慣れない原因は、引越しが多いからではないでしょうか？急な転勤や、頻繁に住居を変更すると、猫が環境の変化についていけずに慣れない原因になってしまいます。

2.自分の知らない人が来る

猫がお家に慣れないのは、飼い主さん以外の人間の出入りがあるからかも知れません。自分の知らない匂い、違う匂いに安心できないのでしょう。人懐っこい猫なら、知らない人にも直ぐに慣れるのですが警戒心の強い猫は、一日で慣れるのは大変だと思います。

3.落ち着ける場所じゃない

猫がお家に慣れないのは、安全と思えないからかも知れません。猫は家に慣れないと、落ち着く事が出来ずにいます。うろうろしたり、部屋の隅や机の下で避難している状況かも知れません。

慣れない猫への対処法

スキンシップをとる

慣れないない猫に、いきなりスキンシップをとるのは難しいかも知れませんが、少しずつでいいので猫が喜ぶことをしてあげましょう。おやつをあげてみる、手の上でご飯をあげてみる、おもちゃで誘ってみるなど少しずつ距離を縮めてみましょう。

猫に合わせる

猫が慣れない原因が、飼い主さんに問題があるなら嫌われないように、できる事は直すのが良いでしょう。家で煙草は吸わない、香水は付けない、大きな声を出さない、優しく話しかける、なるべく引越しは控えるなど、猫が慣れてくれるように猫に合わせてあげるのも大事です。

安心させる

猫が安心できるのは、飼い主さんと環境です。どちらも大事なのです。猫が人間に恐怖心がある場合は、敵ではないことを教えてあげます。猫が慣れるまでは、必死にお世話をしてあげて下さい。猫が人間に攻撃してきても、怒鳴ったり手を挙げないで下さい。そのうち猫は、飼い主さんに対しては「この人は敵ではない」と認識してくれるでしょう。もしも自ら寄って来て、何かを要求してくれるようになれば慣れた証拠と言えるでしょう。

猫のペースに合わせて待つ

猫が飼い主やお家に慣れない時に、無闇に動こうとせずに、猫のペースに合わせてあげるのも大切です。慣れない原因から、懐かせる方法を試しても上手くいかない時は、時間が解決してくれると思います。

猫が、怖がって部屋の隅に逃げて隠れてしまうと、探すのも大変になってしまうので、猫が慣れてくれるまでの期間は、ケージを利用するのも良いでしょう。

自分以外の人に世話をしてもらう

猫がほかの飼い主に懐かない場合に、家族や友人に猫のお世話を頼んで見るのもひとつです。家族で猫を飼っていても、自分以外に懐かないと困ります。また、頻繁に遊びにくる友人に猫が懐いて貰うようにしておくといいと思います。

猫のご飯やトイレなどお世話をしてもらい、協力してもらいましょう。猫が人間に慣れておくのは、飼い猫なら猫の為にも良いと思います。

猫が飼い主やお家に慣れないについて

猫が飼い主やお家に慣れない原因と対処法について紹介しました。

猫が慣れない原因は、安心安全ではないと言う心理があるからです。まずは、猫が懐いてくれる環境や配慮をしてあげる事を徹底してみましょう。

猫はマイペースで神経質な動物なので、猫に合わせるようにしてあげるといいかも知れませんね。

人間恐怖症の猫には、人間が怖いと言うトラウマを取り除くようにしてあげて下さい。猫が慣れるまでは、焦らずにゆっくりと距離を縮めるように心がけましょう。きっと、飼い主さんの気持ちが猫に伝わる日が来ると思います。