猫は暑い?寒い?季節の変わり目に気をつけたいこと4つ

猫は暑い?寒い?季節の変わり目に気をつけたいこと4つ

人間が感じる気温と、猫の感じる気温は違います。とくに季節の変わり目は、体調管理に気をつけてあげなければいけません。季節の変わり目に起こりやすい症状と対処法を紹介します。

猫が季節の変わり目に気をつけたいこと

春夏秋冬の花

季節の変わり目は誰もが体調を崩しがちになる傾向があります。
猫も、季節の変わり目には体調の変化を起こすことがあるのです。暑いのか寒いのかわからないような気候には、特に体調管理が必要です。猫が季節の変わり目に起こりやすい症状を紹介します。

1 食欲不振に気をつける

猫は季節の変わり目に、食欲が落ちてしまうことがあるのです。
季節によって変わってきますが、特に春から夏にかけては、食欲不振になってしまうのが多いようです。
夏は暑くて夏バテから食欲不振になることもあります。秋から冬にかけては、食欲が増してくると言われています。気温と季節が猫の食欲不振につながるようです。

2 下痢に気をつける

猫は季節の変わり目に、下痢をしてしまうこともあるそうです。
猫の下痢はフードの食べ過ぎ、ストレス、発情など原因があります。猫が下痢をする原因が日常的な下痢、もしくは、病気からくる下痢かでは違いがあります。それによって様子を見ていいのかも変わってきます。
また、猫の換毛期は抜け毛が激しくなるので、下痢を引き起こす原因になります。

3 嘔吐に気をつける

猫が吐く原因は、季節の変わり目にもあるようです。
それは春の抜け毛の時期に、完全に被毛が抜けきらずに夏を迎えることです。

猫は体温調節ができずに夏バテになり、食欲不振から嘔吐してしまうことが考えられます。
夏から秋にかけて気温が安定しないことも、猫は身体を壊してしまいやすいそうです。

4 ストレスに気をつける

季節の変わり目に、一番気を付けたいのが猫のストレスです。
猫には春ストレスと言うのがあるそうです。冬から春に変わる時期には、気温差が原因でホルモンバランスが崩れて、体調を崩しやすいんだそうです。少しの暑さでも、猫にとっては身体に負担がかかってしまうようです。
ストレスから猫が何となく元気がない、よく寝ていることが多い、いらいらしている、などの症状がでるようです。

猫の体調管理について

窓の外を見ている元気のない猫

食欲が落ちてしまったとき

猫が季節の変わり目などで食欲不振になってしまった場合、食べやすいようなフードにしてあげるのもひとつです。フードが冷たいものは少し温めてあげたり、スープ感覚で食べられるフードにしてあげたりしてみると良いかも知れません。

フードに飽きてしまっているなら、違うものに変えてみるのもいいと思います。また、お皿の形を変えてあげると食べることもよくあります。

換毛期は特にブラッシングをしてあげる

猫は春から夏にかけて抜け毛が増えます。
ブラッシングのお手入れを念入りにしてあげ、猫の負担を減らしてあげましょう。毛玉により、食欲不振、下痢、嘔吐の原因の引き金にもなります。

被毛の抜ける季節は、ブラッシングやシャンプーで身体についた被毛を、取り除いてあげるようにしましょう。
季節の変わり目による下痢は、少し様子を見て判断していいものと、猫風邪によるものなどもあるので、状況によって病院で診てもらうようにしましょう。

水分をたくさんとる

猫はあまり水を飲もうとしないようです。
水分補給をしっかりしないと、夏バテや脱水症状を起こしてしまいます。それだけではなく腎臓に負担もかかりやすく、水はとても重要なものと言えます。

身体に水分が必要だと思えば、自ら飲んでくれることもありますが、ふだんから積極的に飲ませるようにしてあげなければいけません。そして、室内の温度管理と季節の変わり目の気温差に対応できる寝床を用意しておいてあげましょう。

環境の変化に気をつける

猫の春ストレスと言われる春は、環境ががらりと変わる季節でもあります。
引っ越しや転勤などで住む環境が変わる、など、慣れない環境にストレスを抱えやすくなってしまいます。
季節の変わり目で気温差が猫の身体に負担をかけるリスクもあるので、一気にストレスを与えてあげないようにしましょう。
また、ストレスにより緊張状態が続くと、胃腸の働きが悪くなったり、グルーミングが増えたり、よく鳴くようになったりするなどの症状に気をつけて、ストレスにならないように心がけていきましょう。

まとめ

飼い主に頭を撫でられて嬉しそうな猫

猫の季節の変わり目には気をつけてあげなければいけませんね。私たちも季節の変わり目は、体調を崩してしまいやすいです。
急に寒くなったり、暑さが戻ったりで体に負担がかかります。人間よりも猫は、体温調節が苦手なので気をつけてあげたいですね。
季節の変わり目で、猫の食欲不振やストレスなどの変化に気づいたら、これ以上悪化しないように対処していきましょう。

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