猫のいる部屋にブラインドを設置するには?
それでは早速、猫がいるお部屋にブラインドを設置する時の、注意点を見ていきましょう!
- 縦型ブラインドにする
- 化学繊維にする
- 操作方法を検討する
1 縦型ブラインドにする
猫がいるお部屋に向いているブラインドは、「縦型」です。横型は猫が登ってしまったり、間に挟まってしまって危険な事がありますので、避けましょう。
2 化学繊維にする
ポリエステルやアクリルなどの化学繊維を使用した縦型ブラインドの方が、猫の爪が引っかかりにくいですし、被毛も付きづらいのでおススメです。
3 操作方法を検討する
縦型ブラインドには、いくつか操作方法があります。主流は「バトン式」と「コード式」ですが、他にも「電動式」や「ワンチェーン式」があります。
コード式やワンチェーン式は、輪っかになったヒモがぶら下がった状態になっているので、ヒモ好きな猫の興味を引く可能性があります。じゃれつくだけでしたら良いですが、最悪の場合、輪っかになった部分に猫の体が引っかかってしまい、抜け出せなくなるかもしれません。
飼い主さんが留守中ですと多分に危険ですし、引っかかったのが万が一首だったら・・・!と考えると、ちょっと怖いです。もちろん、コードやチェーンの長さによっては、猫の手が届かない場合もありますし、使わない時は短く結んでおくなどすれば、危険は回避できます。
バトン式や電動式は、コード式やワンチェーン式のような危険性はありません。それぞれの操作方法の特徴を考慮して、どれにするか検討しましょう。
猫のいる部屋で注意したい事
ブラインド以外で注意したい点を、チェックしましょう。
- 網戸
- カーペット
- 隙間
- 棚
- 玄関
網戸
網戸に登って破る猫は、多いです。また、体当たりして外してしまったり、登る猫の重さに耐えきれず、外れてしまう場合もあるでしょう。器用に爪を網戸に引っ掛け、開けてしまう猫もいます。
網戸に関しての問題を防ぐためには、網戸にする部屋に猫を入れない、ペット用の強度の高い網戸にする、網戸をロックするなどがあります。愛猫の行動に合わせて、対策を考えましょう。
カーペット
一言でカーペットと言っても様々な種類がありますが、毛足の長いカーペットは、猫の抜け毛が絡まりやすいばかりか、猫の爪が引っかかって、取れなくなる場合があります。猫がいる部屋ではカーペットではなく、ジョイントマットや滑り止めマットなどを使用した方が良いでしょう。
隙間
猫は暗くて狭い所が大好きです。特に子猫は体が小さいので、ちょっとした隙間に入り込んで、出てこられなくなる場合も。猫が入り込みそうな隙間は、あらかじめタオルなどで埋めておくと安心です。
棚
賢い猫の場合、棚の扉を開けてしまう事が。誤飲や人の食品を食べてしまう事に繋がりますので、猫が開けそうな扉はロックをかけておきましょう。
玄関
猫の脱走で多いのが、玄関のドアを開けたスキに飛び出すケースです。宅急便や来客、飼い主さんの帰宅時が危ないです。玄関から脱走するのを狙っている猫の場合、脱走防止用の柵を設置したり、玄関に通じる廊下などには出さないようにしたりする工夫が必要です。
まとめ
猫がいる部屋にオススメな縦型ブラインドは、そのスタイリッシュさが受けて最近、人気があるようです。ブラインドの角度を変えることで、採光量も調節できますし、猫もブラインドの隙間から、いつでもお外を眺めることができます。
部屋の中は前項でご紹介した以外にも、猫にとって危険なポイントがたくさんあります。猫を飼う時は事前に、猫目線になって、危険な箇所がないかチェックしてみてください。