猫を多頭飼いする時のトイレの数と注意点

猫を多頭飼いする時のトイレの数と注意点

猫の多頭飼いを始める場合、猫のトイレの設置場所やトイレの数などに気を配る必要があります。トイレの数が足りていなかったり、設置場所が悪かったりすると、猫にとって大きなストレスとなってしまうのです。今回は多頭飼いを始める前に知っておきたい「トイレの環境」について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

3594view

多頭飼いする場合のトイレの数

猫用トイレと子猫たち

猫を多頭飼いする際、トイレをどうするべきか悩む飼い主さんも多いのではないでしょうか?飼い主は、多頭飼いによって起きるトイレに関する問題についても把握をしておき、事前に対策を練っておく必要があります。

そこで、今回は猫を多頭飼いする場合のトイレ対策をテーマにとりあげ、解説をしていきます。これから猫を多頭飼いしようと考えている方の参考になれば幸いです。

猫を多頭飼いする時はトイレの数を増やす

猫を多頭飼いする場合、必ず考えておきたいのがトイレの環境設備です。猫を一匹しか飼っていない場合は、猫用トイレは1~2個置いておけば問題ありませんが、多頭飼いをするなら、トイレの数を増やさなくてはいけません。

  • 猫一匹ずつに専用トイレを準備する
  • 猫の頭数+1個が理想

まず、多頭飼いをするのであれば猫一匹ずつに「専用のトイレ」を与えるようにしましょう。つまり、猫を二匹飼うのであれば猫用トイレをふたつ用意し、一匹ずつ専用で使えるようにしてください。

猫の相性などによっては、においなどを気にせず共用でトイレを使うこともありますが、他の猫のにおいがするトイレを嫌がるケースも多々あります。そのため、最低限一匹につき、ひとつトイレを用意しましょう。可能であれば、猫の頭数+1した数の分だけトイレを置いておくと理想的です。

二匹飼うのであればトイレを三つ設置して起き、三匹飼うのであればトイレを四つ設置しておくといった感じで用意してあげるとよいでしょう。

猫を多頭飼いする時はトイレ掃除をこまめにする

猫の数が増えると、それだけトイレが汚れるスピードも早くなります。仕事や学校などで家を空けることが多い場合は、こまめに掃除をすることが難しいという人もいるでしょう。

でもトイレが余分に設置してあれば、自分専用のトイレが汚れてしまっても、余分に設置してあるトイレに行けばよいため、猫にストレスを与えずに済みます。

猫を多頭飼いする時のトイレの設置場所

  • 他の猫の視界から隠れられる場所
  • 屋根付き個室型の猫トイレを準備する

猫を多頭飼いする場合、トイレの設置場所にも気を使う必要があります。猫は、人間や他の動物に用を足している所を見られることが苦手という傾向を持っています。

そのため、人間はもちろん、他の猫の視界からも隠れられるような場所にトイレを設置しておきましょう。また、そのような場所が室内にない場合は、屋根付きの個室になっている猫用トイレを設置してあげるのがおすすめです。

猫を多頭飼いする時のトイレで気をつけたい事

猫用トイレで座っている猫

猫を多頭飼いする場合は、以下のようなトイレに関する問題が発生する可能性があります。猫の多頭飼いをする場合、トイレに関してどのような点に注意すればよいのか、念頭に置いておきましょう。

トイレの数が足らないとどうなる?

  • 猫がトイレではない所に粗相する
  • 猫がトイレを我慢して腎臓病や便秘になる
  • 猫同士がパーソナルスペースをめぐって喧嘩をする

「猫用トイレを増やすのが面倒だから共用でいいや」という考えから、猫用トイレを共用のまま使わせようとすると、猫にとって大きなストレスとなる可能性があります。

他の猫がした排泄物のにおいを嫌がってトイレを我慢するようになったり、猫用トイレではない場所に粗相することもあるのです。

トイレを我慢すると当然からだにも良くありません。腎臓に関する病気や便秘になる可能性もあるため、猫の健康管理のためにもトイレの増加は必須です。

また、猫にとってトイレは、自分のにおいがする大切なパーソナルスペースです。猫用トイレが足りていないと、他の猫に自分のパーソナルスペースを奪われたり、荒らされたりするため、そのせいで喧嘩になることもあります。

多頭飼いをしているのにも関わらず猫用トイレの数が足りていないと、からだだけでなく、精神的なストレスにもなりかねないということを覚えておきましょう。

猫砂の種類にも要注意

猫砂

多頭飼いをしていると、猫によって好みや個性がはっきりと分かれることを実感できます。猫によっては、猫砂の好みが分かれる場合もあるのです。

先住猫はAという猫砂がお気に入りだけど、新入り猫はBという猫砂でしか排泄しないという場合は、猫に合わせてお気に入りの猫砂をそれぞれ用意してあげましょう。

猫砂の素材が猫にとって気に入らないものだとトイレに入ることを嫌がって、我慢してしまう可能性があります。そのため、猫砂が合っているかどうかについてもこまめに観察しておきましょう。

トイレのタイプにも要注意

猫砂にはこだわりがないけど、猫用トイレの形にこだわりがあるという猫もいます。屋根のついた個室タイプやオープンな状態になっているタイプ、掃除の手間がかからないシステムトイレタイプなど猫用トイレにはさまざまな種類があります。

多頭飼いを始める際、最初に与えてあげた猫用トイレが気に入っていないようだったら、コストはかかってしまいますが、猫のために違うトイレを用意してあげましょう。

できるだけこまめに掃除をする

先述したように、猫を多頭飼いをしていればトイレが汚れていくスピードは、一匹だけの時よりも早くなります。それぞれの猫にひとつずつトイレを与えていたとしても、1日経てば汚れたトイレが室内にたくさんある状態になるのです。

嫌なにおいが室内に充満してしまうと、飼い主さんはもちろん、猫にとってもストレスとなってしまうため、できるだけ早いうちに掃除をするようにしましょう。

もし、こまめな掃除がどうしても難しいという場合は、消臭効果の強い猫砂を使用したり、尿のにおいごと吸い取ってくれるシステムトイレに切り替えることを検討してみるのもおすすめです。

まとめ

猫用トイレから出ようとする猫

猫を多頭飼いをする場合は、一匹だけ飼っている時よりもトイレ事情に関して、細かく考えてあげる必要があります。猫用トイレが猫にとって「嫌な場所」となってしまうと大きなストレスを抱えることになるため、猫の多頭飼いを始める前からしっかりと対策を練っておきましょう。

人気のキーワード