猫は他の動物と一緒に飼ってもいいの?
飼い主さんが猫以外の動物も好きだった場合に、色んな種類の動物を多頭飼いすることもありますよね。
しかし猫の性格上、他の動物と一緒に飼ってもいいのか不安になることもあると思います。
そこでここでは、猫は他の動物と一緒に飼ってもいいのかどうかについてご紹介させていただきます。
猫の年齢や性格による
猫を他の動物と飼うときには基本的に年齢や猫の性格によります。猫の年齢がまだ小さく、他の動物とも一緒に楽しく過ごせる年齢であれば犬などの別の動物と一緒に過ごさせるようにすると仲良くなってくれます。
一方で、成猫の年齢になってから他の動物と初めて一緒に暮らすということは突然のことで驚いてしまいストレスになってしまったりうまくいかないこともあるようです。
また、猫の性格が穏やかで怖がりでないのであれば他の動物を猫よりもあとに迎え入れても問題はありません。
しかし、警戒心が強い猫や臆病な性格である場合はパニックになってしまう可能性もあるので飼うときには始めは距離をとらせて過ごさせることが大切です。
猫と相性の悪い動物は?
猫と相性の悪い動物はどのような種類なのでしょうか。
猫を飼い初めてから他の動物も飼おうか悩むこともありますよね。新しいペットを飼ってから猫のストレスになってしまうより、あらかじめ前もって把握して動物を選ぶ方が良いですよね。
そこでここでは、猫と相性の悪い動物についてご紹介させていただきます。
①ハムスター
猫とハムスターなどのネズミ系は相性があまりよくありません。猫は昔、ネズミを駆除させるために飼われている時代もありました。
よって、猫は本能的にハムスターなどのネズミ系の生き物を追いかけてしまうことがあります。ゲージなどでハムスターを飼っていても、猫が襲って食べてしまうこともあるので一緒に飼うことはおすすめできません。
②鳥
インコなどの鳥類も猫との相性が悪いです。
鳥は羽を広げて飛び回りますよね。猫はその動く姿を見て狩猟本能を思い出して鳥を捕まえようとしてしまいます。結果的に鳥が怪我をしたり命を落としてしまっては悲しいですよね。ですので、鳥類も猫と一緒に飼うことはおすすめできません。
③金魚
水槽で元気よく泳いでいる金魚を眺めている猫というのはテレビなどでも見かけたことのある光景ですよね。
猫が金魚がいる水槽を見ている場合、好奇心からというのもありますが金魚を獲物として考えている可能性が非常に高いです。器用に手を伸ばして金魚を捕まえ、殺してしまうこともあるので一緒に飼うことはおすすめできません。
これらのような猫よりも小さい生き物や動物は、猫が本能的に襲って食べてしまうことがあります。ですので、猫が襲うことのできないような「犬」などの動物を飼うと良いでしょう。
もちろん中には仲良くなれる場合も多くあります。
まとめ
猫を他の動物と一緒に飼うことはそう簡単ではありません。
- 子猫のうちに他の動物をお迎えすれば仲良くなる
- おおらかな性格の猫であれば他の動物とでも飼える
- ハムスター、鳥、金魚は猫と相性悪い
猫は非常にストレスを感じやすい動物なので、小さいときから一緒に過ごさせるようにしたり犬などのコミュニケーションをとりやすい動物を飼うと良いでしょう。
猫にもあとから来た動物にもストレスになってしまわないような環境作りを心がけてくださいね。