猫をワンルームの部屋で飼う時の4つのポイントと注意点

猫をワンルームの部屋で飼う時の4つのポイントと注意点

猫とワンルームで暮らしたいという人が心配するのは猫にとってワンルームは狭いのでは?というところです。ですがワンルームの部屋で猫を飼う時、4つのポイントと飼い主の皆さんが気を付けるべき注意点をしっかり守れば猫にとって快適なワンルームの部屋になるんです。ここでは暮らしに役立つワンルームの部屋で猫を飼う時の4つのポイントと注意点をご紹介します。

ワンルームで猫を飼う方法

部屋でくつろぐ猫

猫は縄張りを重視する生き物なので、ワンルームの部屋で猫と暮らすとき「猫が快適に暮らせるレイアウト」にしてあげることで狭いワンルームの部屋でも猫は満足してくれるんです。

猫にとって暮らしやすい場所

  • 2階以上4階以下の部屋
  • ワンルームでも風通しの良い部屋
  • 日当たりの良い部屋
  • 騒音のない静かな環境
  • 猫が走れる直線型のワンルーム
  • 上下運動が出来る場所がある
  • 猫用のベットがきちんと置いてある

ワンルームの部屋で猫が暮らしやすい条件とされるのは上記の7つです。この条件が揃っていると猫にとっては大満足の部屋ということですね。

特にワンルームの部屋で猫を飼っている飼い主の方の引っ越しの部屋条件として重視しているのは「2階以上4階以下の部屋」「日当たりの良い部屋」「騒音のない静かな環境」」「猫が走れる直線型のワンルーム」という4つのポイントです。

「2階以上4階以下の部屋」

2階以上4階以下の部屋が選ばれるのは、もし脱走しても怪我をしないという理由以外に猫が大好きな日向ぼっこをする窓際に野良猫が来るのを避けるためとされています。野良猫が来てしまうと、やはりストレスになり飼い猫のスプレー行為などの問題行動が見られるため、日向ぼっこの際に野良猫が来ない2階以上が選ばれているようです。

「日当たりの良い部屋」

ひなたぼっこする猫

猫は日当たりの良い窓辺で日向ぼっこをします。日向ぼっこは猫のストレス軽減にもなるので部屋の窓から日が差し込むような部屋が良いとされます。このため日当たりの良い部屋と、野良猫が来ない2階以上4階以下の部屋というポイントはワンセットということです。

「騒音のない静かな環境」

大きなソファーに座る猫

騒音のない静かな環境は猫にストレスのない生活をさせてあげる為です。住んでいる部屋の近くに電車が通ることや、車が多いなどは猫がストレスを感じる原因となるのでなるべく避けることが大切です。

「猫が走れる直線型のワンルーム」

家の中をダッシュする猫

猫が走れる直線型のワンルームは、部屋の中で猫達が遊びたい時に走り回ることが出来るスペースを考えて飼い主の方は猫が直線に走れる間取りを選んでいるようです。
ただし部屋の中を直線に走るだけではなく、猫のストレス発散には部屋の中で上下運動が出来る場所が必要です。
このためワンルームの部屋で猫を飼っている飼い主の方は場所をとらない形のキャットタワーなどを置いて猫が快適に暮らせるレイアウトを付け加えたりしているようです。
今から猫をワンルームの部屋で飼うという方は、スペースに合ったキャットタワーを置いてあげることを考えてあげてくださいね。またおすすめのスペースをとらない、デザインに優れたスタイリッシュなキャットタワーもあるので、こちらもご覧ください。

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そして普段、飼い主の方と一緒に寝ている猫も一人で寝たい時や安心したい時は猫用のベットを使ったりするので、猫用ベットが部屋の中のキャットスペースに1つ置いてあると良いようです。また風通しでの空気の循環も完全な室内暮らしの猫にとっては、匂いの刺激もストレス軽減になるので風通しという条件も揃っていると更に良いとされています。

猫用のトイレを置くベストな場所

人用トイレと猫用トイレ

猫用のトイレを置くベストな場所としておすすめ出来るのは、人間用のトイレの中に猫用のトイレ(小さめ)を設置することです。これはワンルームの部屋で猫を飼っている人が多くしている方法です。もし部屋の中に他にも、棚の下などスペースが開いている場合は部屋の中に猫用のトイレをもう一つ置いて合計2個のトイレを置くことで猫の粗相を予防しているようです。

猫飼育可の物件である事

基本的に飼いやすい猫達ですが、一番大切なことはワンルームの部屋が「猫飼育可」の物件であるのかを確認してからワンルームで猫を飼うようにしてあげてくださいね。

実はワンルームに限らず「ペット可の物件でも猫は不可」というところもあるようですので、この点も事前の確認が必要です。猫が不可とされる理由は部屋を傷つけることがある「猫の爪とぎ」が問題とされています。

ワンルームに限らず必ず猫NGやペット不可ではない物件を探してから猫を飼育することが、後の近所トラブルやペットを手放すなどの問題を避けることが出来ます。

飼い主の皆さんは、周りの環境を整えてから可愛い猫達迎えてあげて下さいね。

猫をワンルームで飼う時の注意点

猫をワンルームの部屋で飼う時の注意点などはあるの?と、まだ猫を飼っていない人は不安になることも多いと思います。ここでは猫をワンルームで飼う時に気を付けるべき3つの注意点をご紹介しますので、ぜひご参考にしてくださいね。

猫の臭い

トイレに入る仔猫

狭いワンルームの部屋では猫のトイレが気になる人も多いとされています。臭いが気になる飼い主の方は対策として換気扇を回して、更に部屋に空気清浄機を置くことや、猫用のトイレをシステムトイレに変えることが臭いの改善になっているようです。

ですが猫用システムトイレは猫砂だけの普通の猫用のトイレと違い、専用のマットやシート、更に猫砂が必要など費用がかかってしまうので、どこまで改善や妥協ができるのかは飼い主の皆さんの判断になっているようです。

そして猫用システムトイレの見た目は普通の猫用トイレなのですが、必要となるものが違うことや猫のトイレの臭いが改善できるのが猫用システムトイレの特徴です。ぜひ、こちらの猫用のシステムトイレをご参考にしてくださいね。

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ストレス

  • 部屋の中で粗相やスプレー行為をする
  • 攻撃的になる
  • 食欲不振
  • 長時間のグルーミングをする
  • 過剰に鳴く
  • 嘔吐下痢
  • 怯える、隠れて出て来ない

猫のストレス症状で見られる行動は上記の7つです。もしも、上記のいずれかを猫が見せた時、猫はストレスを感じている可能性があります。猫がストレスを感じる原因は環境によって様々あります。

飼い主の方は猫がストレスを感じる原因を探して出来る限り改善してあげて下さいね。

ワンルームの部屋からの脱走防止

忍び足で歩く猫

猫は脱走の達人と言われるほど、物凄い速さで外に出たりします。その執念も目を見張るもので器用な猫は自力で窓や扉を開けて外に出たりするようです。

このためワンルームでも猫の脱走防止アイテムを使ったり、猫が脱走する場所は猫が使えないように固定したり鍵を付けるなどの対策が必要です。

猫達の主な脱走のポイントは「玄関や扉」「窓からベランダ」などが挙げられます。このため猫が脱走しないようにワンルームの部屋で猫を飼っている飼い主の方は以下の対策をしています。

  • 脱走防止フェンスや扉を置く
  • 隙間は埋める
  • 脱走防止アイテムは必ず固定する
  • 扉に鍵を付ける(ドアノブの形を変える)
  • 脱走する場所は使えないように固定

この5つは脱走をしてしまう猫達には欠かせない対策です。脱走防止フェンスや扉は外から帰って来た飼い主の方が玄関の扉を開けたときに猫が逃げ出してしまうことを防いだり、窓から飛び出てしまいそうな猫に役立つ脱走防止アイテムです。

またワンルームで置けるスペースがない時は、脱走できないように鍵を付けたり、危険な隙間は埋めることや、脱走する場所は使えないように固定することも脱走防止の対策になります。

まとめ

布団でくつろぐ猫

ワンルームの部屋で猫を飼うとき、飼い主の皆さんは猫を中心に考えての部屋を探しや部屋のレイアウトしていることが分かりました。狭いながらもワンルームの部屋で猫と一緒に快適な生活を送るためためには工夫や脱走への注意が必要なようです。ですが「猫が快適に暮らせるレイアウト」を作ることや注意点としっかり向き合うことで、快適なワンルームの部屋に繋がるので猫達と一緒に幸せな部屋作りをしてみてくださいね。

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