6ヶ月の猫の育て方 しつけや食事、平均的な大きさ

6ヶ月の猫の育て方 しつけや食事、平均的な大きさ

猫の6ヶ月と言えば、体の成長も止まりほぼ成猫に近い時期と言えます。この6ヶ月という年頃が猫にしつけをいれる大切な時期とも言えるので飼い主の皆さんは、ここで3つの注意点があります。では6ヶ月の猫を育てるうえで、どんなことを注意するべきなのか1つずつ、ご紹介していきます。

猫が6ヶ月になった時の育て方

抱っこされている仔猫

6ヶ月の猫は、人で例えると大体8歳から10歳の頃でとてもやんちゃな年頃ともいえます。

子猫の頃とは違い、6ヶ月の猫は体重や体付きが成猫に近い状態となり永久歯も生え揃っています。色んなものに興味を示したり、齧ったりするようになる頃と言えますね。

6ヶ月の猫を育てる上で3つの注意しておくことがありますのでご紹介します。

  • 1.避妊や去勢を考える
  • 2.しつけ
  • 3.食事の回数や量

6ヶ月の猫の特徴は見ての通りほとんど成猫に近い状態と言えますが、「しつけ」や「餌の量や成猫用フードの切り替え」など飼い主の方が気を付ける部分が少し残っている状態です。

飼い主の皆さんは6ヶ月を切り替えポイントに「しつけ」や「餌の量や成猫用フードの切り替え」を徐々に行っていきましょう。では、「しつけ」や「餌の量や成猫用フードの切り替え」について次の項目をご参考にしてみてくださいね。

6ヶ月の猫は避妊や去勢が出来る時期

また6ヶ月の猫は、人間でいうと思春期のお年頃とも言えるので、猫達は好きな女の子や男の子にも好意を向けるようになります。これに合わせて、飼い主の皆さんは猫が6ヶ月になったら計画的に避妊や去勢手術を考えなければいけない時期と言うことですね。

6ヶ月の猫に必要なしつけ

仔猫に噛み付く仔猫

噛み癖

6ヶ月の頃に必要なしつけとして主に挙げられるのは「噛み癖」です。

6ヶ月の猫は永久歯が生え揃っていますが、まだ永久歯に慣れなくて歯をかゆがり色々な物を齧ります。この場合、歯のかゆみが治まれば自然と物を噛ることがなくなってくれますが「噛み癖」はまた違います。姉弟がいる子猫の場合は、噛む力を姉弟で学び加減を覚えることが出来ます。

しかし、猫が6ヶ月でも早くから子猫が一人姉弟から離れてしまうと子猫は噛む力の加減が覚えることが出来ず、そのまま大人になります。猫には本来、噛むと言う本能を持っていますが、猫が強く噛んでしまう原因は猫が加減を知らないことによるものです。

飼い主の皆さんは6ヶ月の頃合いを見計らって姉弟猫の代わりに、噛む力の加減を教え、猫が本能で行う噛み癖を出来る限り治すための、しつけを行うようにしてください。

重要なポイントは、手や足に噛み癖が付く原因の一つに、飼い主様が手や足で飼い猫と遊んでいたというものがあります。これは、手や足をおもちゃと認識する原因となるので、飼い主の皆さんは猫と遊ぶ時、手や足をおもちゃ代わりにして猫と遊ばない様に注意してください。

噛み癖を治すためのしつけ

猫を抑えて怒る女性

では猫に噛む力の加減を教え、6ヶ月の猫が本能で行う噛み癖を出来る限り治すためのしつけを行っていきましょう。

1.噛まれても冷静に対応する

まず、猫に手や足を噛まれても無暗に叱らず飼い主の方は、じっと我慢して冷静に対応しましょう。

2.噛むと嫌な事があると覚えさせる

家にあれば霧吹を吹きかけたり、大きな音を出して猫を驚かせて、強く噛むと嫌なことがあると教えて下さい。これを猫の行動が変わるまで根気よく続けてみましょう。(噛みついて離れない場合は、傷つけない様に優しく喉の奥に手を押し込むか、顔を隠してみてください。)

3.噛んでも良いおもちゃを渡す

それでも離さない場合は、噛みつかれた時に、手や足の代わりになるおもちゃを繰り返し渡すようにしてみてください。

家具を噛む場合

カメラをかじる猫

噛まれて困る家具や飼い主の方の物には、猫が嫌がるアルミホイルやガムテープの粘着面を露出して貼って置くのが効果的とされています。猫は嫌なことが起きた経験を忘れないと言われているので、家具や物を噛む猫にはアルミホイルやガムテープで対策をしてみるのも良いですね。

6ヶ月の猫に与える食事

ご飯を食べる仔猫

6ヶ月の猫の食事回数

4ヶ月くらいまでの猫は一日の食事の回数を3回~4回に分けていたのに対して、6ヶ月くらいの猫の食事の回数は2回~3回が基本です。このため飼い主の皆さんは猫に与える餌の回数を徐々に減らしていくようにします。

6か月の猫の食事量

6ヶ月の猫の食事量ですが、ドライフードが食べられる時期なのでキャットフードのパッケージに記載された「体重」と「餌の量であるg数」を見て、飼い猫に合わせた餌の量を一日2回~3回与えるようにしてください。

成猫用のフードに切り替える

生後6ヶ月くらいの頃から徐々に子猫用から成猫用のキャットフードに切り替えて行くことも大切です。

(避妊や去勢手術をした猫の場合は、手術後1ヶ月間はフードを替えないでください。手術のストレスとフードを替えたストレスで体調不良の原因となります。)

また猫の食欲ですが、猫は4ヶ月周期で摂取カロリーの変動があると言われており、体重や食欲もそれに合わせて周期的に変わります。サイクルは、

  • 「春は普通」
  • 「夏は小食」
  • 「秋は普通」
  • 「冬は大食い」

というサイクルがあると言われています。

6ヶ月の猫の大きさ

おとなしく抱っこされる猫

猫が6ヶ月になった時の大きさは、ほぼ成猫と同じ大きさと言われており、体重も約2.5kg~3kgが平均的な重さです。もし6ヶ月の猫が上記より軽い、痩せすぎや小柄な場合は以下が原因とされますので飼い主の皆さんは原因に合わせて対処が必要です。

  • 食べているキャットフードが合わない
  • 病気
  • 運動量に対して食事の量が少ない

6ヶ月の猫の特徴

  • 食事の回数は2回~3回
  • 体重は約2.5kg~3kg
  • 永久歯が生え揃って、物を噛ることが増える
  • 一泊二日くらいなら一人でお留守番も出来る!
  • 思春期のお年頃

まとめ

首をかしげる猫

今回は6ヶ月の猫の育て方と注意すべき3つのことについてご紹介しました。猫が6ヶ月になると体の成長も止まりほぼ成猫に近い時期と言えますね。

愛猫が6ヶ月になった飼い主の皆さんはこの注意すべき3つと、成猫に近いということは避妊や去勢手術を計画的に行うように注意して行きましょう。

投稿者

40代 女性 ゆきなちゃん

前に飼っていた猫ちゃんが、6ヵ月なった頃はかみ癖がましになってきた時期でした。
他の猫ちゃんとも、喧嘩をしなくなりうまく距離をとって平和になった頃です。
えさは、冬場はよく食べました、とはいってもあまり少食な時期はなかったかと思います。
猫によるのだと思います。我が家の猫ちゃんはみんな、お腹をよくすかしています。
おやつに、さつまいもを湯がいて与えています。便秘な時には快便になりますし、オススメですよ。むちゃくちゃ走り回るということもほとんどなくなり、大人になったなと思えました。まだまだ、子猫ですので病気や怪我にも気を付けていました。

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