猫にフローリングを使うメリット
猫を飼い始めた時にまだカーペットを敷かずにフローリングのままにしているご家庭もおありかと思います。ここでは、フローリングのメリットをご紹介させていただきます。
夏場は涼しい
フローリングの場合は、夏場に床からの冷気が直接あがってきますので涼しいことがメリットです。
猫にフローリングを使うデメリット
フローリングには前述のようなメリットしかなく、実はデメリットの方がたくさんあります。
ここでは、フローリングのデメリットについてご紹介させていただきます。
寒い時期は冷える
寒い時期には、床からの冷気が直接あがってくるので猫は体が冷えてましうことになります。
滑る
猫はフローリングが苦手です。走ったときに滑ってしまい、転倒をして脱臼や骨折などをしてしまうこともあります。また、走ろうとしても滑るので走りにくいこともデメリットでしょう。
転ぶ
フローリングだと、ジャンプをして着地した際にに失敗してしまうことがあります。転けてしまうと前述と同じように骨折などをしてしまうので危険です。
フローリングが傷付く
猫の爪は鋭く尖っています。そんな爪がフローリングの上でカチカチと走ったりして当たるたびにフローリングが傷付いてしまうことがデメリットでしょう。
猫にカーペットを使うメリット
では、カーペットのメリットはどのようなことがあるのでしょうか。いくつかご紹介させていただきます。
足音が響かない
猫や飼い主の足音は意外に響いてしまうものですが、カーペットを敷くことで消音の効果があります。
転倒の心配がない
フローリングと比べて滑ってしまうこともないので、転倒などの怪我の心配がないことが一番のメリットでしょう。
寒い時期にフローリングよりも暖かい
カーペットを敷くことによって、床からの冷気が伝わりにくくなります。それにより、寒い時期にもフローリングよりは暖かくなることがメリットでしょう。
猫にカーペットを使った時のデメリット
しかし、カーペットにもデメリットはいくつかあります。ここではカーペットのデメリットをご紹介させていただきます。
掃除が大変
カーペットを敷いた場合は、飼い主の掃除が大変になります。猫の毛やカーペットのほこりがたくさんでてしまいますので、エチケットブラシやコロコロなどをしないといけなくなってしまいます。
猫が嘔吐をしたら掃除が大変
猫が毛玉や餌などを吐いてしまった時に、カーペットなだけに掃除が大変なことがデメリットです。
カーペットに染み込んでしまえば、衛生面も気になりますし跡が残ってしまうところもデメリットです。
爪が引っ掛かることもある
フローリングは滑りやすいので転倒の可能性が高いですが、フローリングにしても時たま爪が引っ掛かってしまうこともあります。なるべく爪のケアをしてカーペットに引っ掛かることがないようにしてあげましょう。
結局猫にはフローリングとカーペットどちらがいいの?
結局猫にはフローリングとカーペットどちらがいいのでしょうか。
猫を飼ったときに、まず初めに環境作りをしますよね。そのときに悩むのがフローリングのままにするか、カーペットを敷くかということです。
結論として猫には安全面的に「カーペット」を敷いてあげる方が良いでしょう。
飼い主の掃除の負担が増えることはデメリットではありますが怪我が多いこと考えるとフローリングはやめておいた方が良さそうですね。
まとめ
猫を飼うときにはまず初めに環境作りをしてあげることが大切です。猫は爪が鋭く尖っているので、フローリングのままにしていると滑ってしまい骨折などの怪我をしてしまうこともあります。
猫を飼うときには「カーペット」を敷いて安全に走り回れるような環境作りをしてあげてくださいね。