猫がいろんな角でスリスリしてしまう4つの理由

猫がいろんな角でスリスリしてしまう4つの理由

タンスの角や柱など、角ばった場所に猫がスリスリとからだをこすり付けるのにはきちんとした理由があります。この記事では、その理由について詳しく解説していきます。

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猫はあらゆる物にスリスリする生き物

猫が室内に置いてある物や、人間に対してスリスリと頭やからだをこすり付けている姿を見たことがあるでしょうか。特に猫を身近で見ることが多い人は、このスリスリとこすり付ける行動を、見たことがあるという人も多いのではないかと思います。

タンスの角にスリスリする猫

猫にとってスリスリとする行動にはさまざまな意味や目的があり、本能的にやってしまう行動のひとつでもあります。

人間に対してスリスリする場合は、甘えたい気持ちや遊びたい気持ちを訴えている可能性が考えられます。しかし、なかには人間に対してではなく、家の中に置いてある家具や柱などの角に対してスリスリとからだをこすり付けている猫もいます。
一見不思議に見えるこの行動にも、実は猫なりの理由や目的があるのです。
そこで今回は、あらゆる物の角に対してスリスリする理由について詳しく紹介していきます。

家具や柱などの角にスリスリする理由は?

棚の上で眠る猫

猫が家具や柱などのあらゆる角に対してスリスリする理由はさまざまです。
このような行動をとる理由として、主に以下の4つが考えられます。

理由1:自分の匂いをつけている

猫があらゆる角に対してからだをこすり付ける理由として、最も多いのが「自分のにおいをつけるため」です。
猫は自分の縄張りをアピールするために、自分のにおいをつける習性があります。猫の肉球や尻尾周り、口周りなどにはフェロモンを出す皮脂腺という部分が備わっているのです。

そして、このフェロモンのにおいを家具や柱などに付けることによって、他の生き物に対して「ここは自分の縄張りだ」と伝えています。

ちなみに「におい」といっても、猫から分泌されるフェロモンのにおいは人間が嗅いでも分かりません。
しかし、猫の鼻は人間の鼻に比べて何倍も優れており、においを感知するための嗅覚受容体というセンサーが6000万個ほどあるといわれています。

つまり、猫や犬などの優れた嗅覚力を持っている生き物は、このフェロモンのにおいを嗅ぎ分けることができるのです。

理由2:痒いから

からだに痒みや違和感を覚えているせいで、からだを角にこすり付けている可能性もあります。
猫は痒みや違和感を覚える部分を舐めたり、引っ掻いたりする傾向を持っていますが、手や舌が届きにくい背中などの部分は、室内にある角を使って解消していることもあるのです。

背中などをやたら角にこすり付けている場合は、皮膚の炎症などを起こしている可能性があるため、猫の皮膚を確認してみましょう。

猫の皮膚の炎症は放置しておくと、引っ掻いたりこすり付けたりすることによって患部がさらに悪化することもあるため、早めの処置が賢明です。

しかし、炎症などの異変がないにも関わらずスリスリしている場合は、単にマッサージ感覚でやっている可能性も考えられます。

理由3:飼い主さんの近くでやる場合は邪魔している可能性も

デスクトップ型のPCで作業している時に角をめがけてスリスリしてきたり、飼い主さんが座っているイスなどの角でスリスリをしていたりする場合、飼い主さんの邪魔をしたくてやっている場合もあります。
甘えん坊さんな性格をしている猫が比較的このような行動をとることが多いです。
飼い主さんの注目を自分に向けて、構ってもらいたいのかもしれません。

理由4:何かをアピールしたくてやっている猫もいる

上記で紹介した「理由3」と少し似ていますが、飼い主さんに何かを訴えるためにやっている可能性も考えられます。
「家具にスリスリしていたらおやつをもらえたことがある」「柱に向かって体をこすり付けていたら遊んでもらえた」など、角にスリスリすることによって、何かしらの成功経験を得たことがある場合、猫がそれを学習して繰り返し行動を起こしている可能性もあります。

まとめ

戸棚の上から覗く猫

今回は猫がいろんな角に向かってスリスリする理由についていくつか挙げました。
皮膚が傷つくほどの強さや頻度でスリスリをしている場合は病気が隠れている可能性もあるため、異変がないか確認すべきですが、そうでない場合は放置していても特に問題はありません。

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