猫は一人暮らしのお家でも飼える
一人暮らしの家でも猫は自分で温度管理ができる
もちろん、全く気を使わなくていいというわけではありませんが、一人暮らしでも猫は犬ほど注意しなくても大丈夫ということです。猫は気温が高い日にはお風呂場を開けて置いてあげると勝手に涼みに行ったり、自分で涼しいところを探しに行きます。
なので、一人暮らしでも全く気にかけなくていいというわけではありませんが、多少は大丈夫です。家のなかは可能である限り、すべての部屋を猫が入れるようにしておいてあげるといいですね!
猫は構われるのが好きじゃない
そもそもなぜ、猫が一人暮らし向きで、犬と違って猫は飼いやすいと言われているのでしょうか。
犬ほどお金もかからないのも一人暮らしでも飼える理由の一つだと思いますが、一番は猫は基本的に留守番が苦にならないところが大きいように思います。猫は自由気ままな性格なので、そもそもあまり構われるのが得意ではありません。
犬を飼っている人間としては少し物足りなさですら感じます。わが家の猫は、気が向けば飼い主に寄ってきて体をスリスリしてきますが、スキンシップはそのくらいです。本当に自分の気が向いた時だけ寄ってきます。だから、誰も居ないならいないで何とも思わないのですね。
猫はお留守番ができる
猫は犬と違ってお散歩も必要ないので、一人暮らしの方が家を空けても一泊くらいならお留守番させていて大丈夫でしょう。実際にわが家では、急な出張や、友達との旅行なんかの時でも一泊ならお留守番していてくれます。
ただ、一人暮らしの場合いない間の分の餌やトイレを用意しておかなくてはいけないので、要注意です。
猫は散歩がいらない
犬には毎日の散歩が必要ですが、猫には散歩は基本的に必要ありません。女性の一人暮らしでも、仕事帰りの遅い時間に散歩に連れて出なくても良いのは大きいポイント。雨の日も出さなくていいので、それも飼いやすい理由の一つですね。
一人暮らしで猫を飼う時にかかる費用
猫を飼う時の初期費用
一人暮らしに限らず猫を飼う時には、猫の購入費の他に次のような費用が必要になります。
猫を飼い始める時にかかる費用
- 予防接種、健康診断など(1万円以上)
- トイレセット(トイレと砂、ペットシートで3,500円位~)
- エサと水の容器(500円位~)
- エサ(500円位~)※まずは少量で好みを確認
- 爪とぎ(300円位~)
- キャリーケース(3,000円位~)
最初は大体2万円位あれば準備することができます。病院へ行くことも多いので、安全のためにキャリーケースは準備しておきましょう。
一人暮らしで準備したい猫用品
一人暮らしの場合、猫が一人で家に居ることが多くなります。一人でも困らないように準備してあげることが大切です。次のようなものがあると便利でしょう。
一人暮らしで猫を飼う時に準備したい猫用品の費用
- 自動給餌機(5,000円位~)
- 循環式給水機(3,000円位~)
- キャットタワー(5,000円位~)
- おもちゃ(300円位~)
猫の楽しみである食事ですが、お皿に多めに入れて出かけると、一度に食べてしまったり、傷んでしまったりする可能性があります。自動給餌機や給水機は健康のためにも用意してあげるとよいでしょう。キャットタワーは運動不足解消に役立ちます。
お泊りの費用
飼い主さんが出張や旅行で留守にする時、一泊二日位であればあまり問題ありませんが、それ以上家を空ける場合はペットホテルなどを利用しましょう。最近は人間同様サービスも豊富で値段にも幅があります。自分に合ったホテルを見つけておきましょう。
ペットホテルの費用(参考値)
- 1泊3,000円位~
- 2泊目以降+2,000円位~
この他にもエサ代が別にかかるなどオプション料金が発生する場合があります。
病院やペットショップが経営するペットホテルもあり、行きなれた場所なら猫も安心する可能性が高いため普段から通っておくのも一つの方法。
また空港に直結したペットホテルなどもあります。帰って来たらすぐ会えるというのはお互い嬉しいですね。
一人暮らしで猫を飼う方法と注意点9個
1.猫を飼える物件かどうか
賃貸住宅で猫を飼う場合は、まず飼育が認められているかどうか確認しなければなりません。物件を探す時は、必ずペット可、ペット相談OKの物件を探しましょう。
※ペットの大きさや種類によっては許可されないことがあります。事前に確認しておきましょう。
ペット可、ペット相談物件とは、管理規約でペット飼育が認められている物件、または賃貸契約時に、貸主から許可を得ている物件のことです。無断で飼育すると退去を命じられ、部屋に残った傷や獣臭除去の費用を請求されるなどのトラブルにつながる可能性があります。
賃貸物件を借りる際には敷金2ヵ月分の物件がほとんどです。しかしペット可の物件の場合、原状回復に手間がかかるため3ヵ月分請求されることが多くあります。
実際に部屋を選ぶ際には、間取りも猫の視点でチェックしてください。一人暮らしの場合、猫が一人でいる時間が長いので、移動しやすく安全であることが重要です。危険な場所への出入りを制限するフェンスの設置が可能か、バルコニーからの転落の危険性はないかなど、実際に部屋を見てよく考えましょう。トイレを置くスペースを確保できるかも大切です。
2.トイレと爪研ぎのしつけ
一人暮らしの住まいが賃貸の場合は、確実に!ちゃんと躾をする必要があります。 トイレは、猫の習性を利用すれば割と簡単に覚えてくれます。爪研ぎの躾は難しい子もいますが、ちゃんと躾ましょう。壁にやられると引越しの際に請求されてしまうかもしれません。
3.猫に人間の食べ物は与えない
猫を飼う時に気を付けてほしいのが誤飲です。たとえば玉ねぎをはじめとしたネギ類は、猫が口にすると中毒症状を引き起こす食べ物として有名ですし、チョコレートやコーヒーなども猫が口にしてしまうと最悪死に至る可能性もある、大変危険な食材です。
もし、その事実を知らずにもの欲しそうにしている愛猫におすそわけをしてしまったら非常に危険です。おすそわけをしないとしても、お留守番をさせている間に誤ってそのような危険な食材をかじってしまったら・・・なんて考えるとゾッとしますよね。
もし中毒症状を引き起こさない食材でも、人間のための加工食品は猫にとって味が濃すぎるため腎臓や肝臓に負担をかけてしまいます。
一人暮らしで猫を飼うということは、猫だけでお留守番をする時間も必然的に長くなるということです。そんなお留守番をしている猫が、事故に巻き込まれないためにも、人間の食べ物は猫が届かないところにしまっておくようにしましょう。
4.感電させないようにコンセント周りに注意する
コードなどは猫は噛んでしまいます。噛みやすいのでしょうか…。感電してしまう危険性もありますので、コードにカバーをするか、猫に噛まれないように隠すかしてください。一度噛むようになってしまうと癖になりがちなので、最初から対策しておくのがおすすめです。
5.食べ物と飲み水の管理
猫を飼う以上、最低限守らないといけないのが餌と飲み水を用意しておくことです。動物のカラダを形成するためにもっとも重要なのが食料と飲み水ですから、常に新鮮な飲み水を用意しておくことと、餌はきっちりと適正な量を与えるようにしましょう。
一人暮らしだと、どうしても仕事などで帰宅が遅くなってしまったり、一日のうちで水が汚れてしまったからと頻繁に交換をしてあげることができません。
そのため一人暮らしで猫を飼いう場合は飲み水を複数用意してあげるのと同時に、帰宅が遅くなりそうならば餌を多めに入れておくなど工夫をしてあげましょう。
ただし餌が多めに用意されていても、あるだけ全部食べてしまう猫もいます。肥満につながるので、できれば自動給餌器などを利用して、決まった時間に決まった分量を与えられるよう調節しましょう。
6.危険な場所には立ち入れないようにする
一人暮らしで猫を飼う場合、猫だけでお留守番をする機会や時間が長くなります。そのため、猫にとって事故に巻き込まれる可能性のある危険な場所については、より慎重に対応する必要があります。
たとえば、お湯をはったままにしている浴槽、水が常に溜まっているトイレ、脱走対策がされていない網戸、物に埋もれてしまう可能性のある物置など、考えだしたらキリがありません。
考えられる危険な場所に立ち入れないようにしたり、事前に対策をしていたとしても、思わぬ事故に巻き込まれる場合もありますので、考えられる危険は全て排除するようにしましょう。
7.危険なものはしまっておく
一人暮らしの家庭で飼われている猫は、一匹だけ、もしくは猫だけで飼い主が帰ってくるまでの長い時間を過ごさないといけません。そのため、お部屋の中を意味もなく散歩したり、気になるものにちょっかいをだしたりして時間をつぶします。
そんな猫にとって、魅力的なのが紐やコードなどの細くて長くてユラユラするものです。なぜそのようなものに魅力を感じるのかはよくわかりませんが、紐状のものを飲み込んでしまう誤飲事故がどうしても起こりがちです。
特に一人暮らしの家庭では、飼い主が留守にしがちなので知らないうちに愛猫が誤飲をしていたということも多いです。長いものが体内に入ってしまい、それを放置してしまうと命に関わる事態を招く恐れも。そのような危険な事故を防ぐためにも、猫が誤飲をしやすそうなものはしまっておきましょう。
8.完全室内飼いにする
一昔前までは猫を放し飼いにしている家庭も多かったのですが、現在は交通事故の危険性や感染症の危険性により完全室内飼いをすることが主流となってきています。
家の中に閉じ込めるなんてかわいそう!なんて思うかもしれませんが、猫の習性では自分の縄張りの中から出る必要はありませんし、自分で暮らす室内が快適でストレスを特に感じない空間であるならば、お外に出たいという気持ちすら湧かない場合も多いです。
ぜひ、猫を飼うのであれば完全室内飼いをするようにしましょう。
9.猫にかまってあげる時間を作る
一人暮らしの場合、仕事が忙しくてあまり猫にかまってあげる時間が取れない時期というのも出てくるかもしれません。しかし、いくら仕事が忙しくても、いくら疲れていても、猫にとっては関係のない話。
飼い主が帰ってきたらたくさん遊んでもらおう、いっぱい撫でてもらおうと楽しみにしている猫ちゃんを「疲れているから」「面倒だから」という理由でほったらかしにしてしまうと、寂しさからストレスを感じ、体調を崩す原因となることもあります。
短くても良いので、猫ちゃんと遊んだり撫でたりするスキンシップの時間を日に1回以上は作るようにしましょう。それができなさそうな場合は、生活が変わるまでペットを飼うのは難しいですね。
ただ寂しいから、気分が乗ったときだけかまってくれる存在が欲しいからという理由で猫を飼おうとしているならば、飼うのではなく猫カフェなどを利用して、自分の気分とタイミングがあったときに癒してもらうようにしましょう。
一人暮らしで寂しいから猫を飼うのはよくない?
そもそも人間が寂しいからってペットを飼うのは良くない!と言われる方もいると思います。でも、わたしはそうは思いません。ギブアンドテイクさえできていれば双方が幸せだと考えるからです!双方が幸せに毎日過ごせるのであれば、ペットを飼い始める理由やきっかけなんて何でもいいんじゃないでしょうか。
一人暮らしで猫を飼う時にあると良い物 おすすめ商品4つ
キャットタワー
猫だってマンネリ化します。暇だな〜って思うこともあります。猫ちゃんの運動不足を軽減するためにも、猫ちゃんの暇つぶしにも、キャットタワーがおすすめです!
そんなの一人暮らしで置くとこないよ〜!って思いますよね。高さがありすぎても邪魔だし…幅があっても一人暮らしならそんなにおけるスペースもありません…。でも、キャットタワーにもいいサイズがあるんですよ!
登ることで猫の野生の本能が満たされるので、猫にとっては嬉しいグッズ。置くスペースが作れそうなら置いてみてもいいかもしれません!!
キャットタワー 据え置き ミニ
一人暮らしのお家でも、大きくないキャットタワーであれば設置する事ができますし、猫のストレスの軽減にも大活躍です!このキャットタワーは、幅・奥行きともに50cmと省スペース設計なので一人暮らしのお部屋にピッタリ。また高さは70cmと程良く、ステップが3段あるので、猫ちゃんも上り下りが楽しめそうです。
キャットタワー 据え置きCTBM-1
2段の小さめなキャットタワーは一人暮らしのお家でも場所を取らないので、おすすめです。真中にぶら下がるおもちゃに猫は夢中で遊んでくれるでしょう!
自動給水器
一人暮らしをしていると長時間家をあけなければならず、必然的に猫だけでお留守番をする時間も長くなりがちです。そんなときに心配になるのが飲み水の問題。もし、お留守番をしているときに誤って水の入った器をひっくり返してしまったり、ゴミが入って汚れてしまったら、飲み水を飲めずに困ってしまいますよね。
そんな事態を防ぐためにぜひ利用したいのが自動給水器です。
ピュアクリスタル
常に水が流れる仕組みになっていて水が腐敗しにくいだけではなく、ろ過フィルターがついているためいつも清潔な水を飲ませてあげられる、おすすめの商品です。
これさえあれば長時間のお留守番でも、水の心配をする必要がなくなるのでぜひ自宅に設置してあげましょう。
全自動猫トイレ
猫にとって餌や飲み水と同じくらい大切なのがトイレです。猫にとってトイレは自分の縄張りを主張するための大切なツールです。また、トイレが汚いとトイレを我慢してしまい、泌尿器系の病気を引き起こす可能性もあります。
そのため、猫のトイレは常に清潔にしておくことが理想的だとされています。しかし、一人暮らしで猫を飼っていると長時間お留守番をさせないといけないので、常にトイレを綺麗にしておくことが難しいですよね。大切な愛猫に少しでも快適な空間を用意してあげたい!そんな方にぜひおすすめしたいのが、こちらの全自動猫トイレです。
全自動猫トイレ キャットロボット
猫がトイレの中にはいるとセンサーで感知して自動でトイレの処理を行ってくれる大変便利なトイレです。これさえあれば、飼い主が留守でも常に綺麗なトイレを提供してあげられますね。
まとめ
猫が一人暮らしの方にオススメな理由をお話してきましたが、いかがだったでしょうか?基本的に猫はマイペースに生活しているので、人間があまり構わなくても大丈夫だとここでは書いてきましたが、もちろん飼い主さんが大好きでべったり甘えたいタイプの猫ちゃんもいます。
個体に合わせた生活を一緒に楽しんでください。猫ちゃんとの生活が充実していくと、今の生活が今以上に楽しくなりますよ!!
40代 女性 まりかえ
30代 女性 nanairo
この子が初めてのなので、あまり比較はできませんが、苦に思った事はありません。
子猫時代は留守番時のみケージに入れてましたが、短い時間から留守番の練習をさせました。
今はすっかり留守番上手です。
もう1歳を超えたので、ご飯は朝と晩です。
去勢前は、出かけるときにカリカリとお水を置いて行きました。
1泊位なら、普段通りですがそれ以上の時は友人に頼んだり、ペットシッターさんにお願いしてました。私がお世話になったシッターさんには、色々猫の事を教えてもらったり、SNSで普段の元気な姿を報告しています。
一人暮らしならではの猫コミュニケーションだと思います。
うちは、一人遊びが下手なのか嫌いなのか、あまりしないのでキャットタワーだけは設置しました。最近は、別の高いところが気に入ったみたいで、あまり活躍してませんが、あった方が絶対にいいと思います!
一人暮らしでの猫の生活は、お互いが独り占め(笑)できるところがいいと思います。
甘えん坊の事をですと、なかなか自分の時間は取りにくくなるかもしれませんが、人間もそれならそれで上手に時間を作るようになるもんだなぁと思いました。
爪とぎは気に入ったとこでしかしないように思います。でも、以前住んでた賃貸マンションでは、襖を2枚引っ掻いていたので、支払いが生じてしまいました。でも、ちゃんと教えればトイレも爪とぎも覚えてくれると思います!
コードに関しては、うちの子は全く興味を示さないので、策の練り損でしたね。性格もあると思います。
多頭飼いも憧れますし、たまに寂しいかな?と思いますが、今の関係性がとても心地良いので、うちはこのままでいるつもりです。
仕事で辛い事があったり、悲しい事があった時、何も言わずにそっと寄り添ってくれるのは、家族や友人とはまた違う温かさがあります。
一人暮らしの猫、私は大賛成です!
20代 女性 サン
猫は1人暮らしの方にお勧めです。犬ほど温度や湿度に注意しなくても大丈夫だからです。
猫は気温が高かったりすると自分で涼しいところを探しに行きます。お風呂場を開けてあると勝手に涼みに行ったりしています。全く気にしなくても大丈夫ではないです。多少は可能な限りでいいです。
一泊の旅行なら留守番させても大丈夫です。急な出張と友達の旅行のときも最大で三日ならぎりぎりお留守番できます。長引く場合はペットホテルなどに預けるほうが安全です。いないぶんのトイレやえさは忘れずに用意しようと思います。
犬は毎日散歩が必要です。猫は基本的に散歩はありません。女性の1人暮らしでも仕事が長い時間に散歩しなくてもいいのが大きいなポイントです。雨の日の散歩もないので飼いやすいなと思いました。
注意点は猫を放し飼いにする方はいますが外は危険だらけでちゃんと家に帰ってくるかわかりません。去勢や避妊手術をしていないなら放し飼いは危険です。
コードなどを踏んだり噛んだりしてしまうことがいつもありました。感電する危険性もあります。コードにカバーをするか噛まないようにコードを隠したりしていました。一度噛むと癖になってしまいます。
人間の食べ物は飼い主のいない留守番のときにキッチンで食べ物を探してしまいます。
女性 ケロキ
キャットタワーはあった方がいいですよね。いろんなタイプがありますが、ほとんどが爪とぎができるようになっています。また、キャットタワーにお昼寝できるスペースがあると安心できるお気に入りの場所になると思います。我が家では猫だけで留守番となることは滅多にありませんが、大抵はキャットタワーで寝て過ごしています。
一人暮らしで猫を飼うのは心配でしたが、この記事を読んでそれほど難しくないんだと思いました。
30代 女性 ひなた
しかし、友人に手伝ってもらわないといけないことも出てくるかもしれませんが、困ったことがあれば獣医師にも、相談したりして乗り越えることができます。猫ちゃんは、1匹で過ごすのも好きなので半日留守にしたとしても家にいるときに、よく遊んであげれば問題ありませんよ!ストレスがたまらないように、キャットタワーを設置してあげたいですね。たいてい、最上部で寝て暮らすことが多いです。
常に、綺麗なお水を用意してあげましょう。