みんなの保護猫物語〜まといちゃんとの出会い〜

みんなの保護猫物語〜まといちゃんとの出会い〜

最近では、外で暮らしていた猫を保護し、家族に迎える人も増えてきました。飼い主さんと保護猫ちゃん、どのように出会って、どんなふうに共同生活を築き上げているのでしょうか?飼い主さんのリアルな声をお届けします!

大好きな人にはぴったりくっつくまといちゃん

今回の主役は三毛猫のまといちゃん。現在4歳の女の子です。ユニークで愛らしいお名前は、まといちゃんの“付きまとい”行為が由来になっているそう。名付け親である保護猫施設のスタッフさんのことを、毎日、追いかけていたそうですよ。

飼い主さんとまといちゃんは、“わんにゃんドーム”というイベントで出会いました。まといちゃんは、その一角にあった保護猫コーナーというブースにいたそう。

「ケージの隅っこでお尻を向けてじっとしていたのに、私がのぞいた瞬間に振り向いてくれて運命を感じてしまいました」

晴れて、飼い主さんのおうちに迎えられたまといちゃん。すぐに飼い主さんにくっついて離れなくなったそうです。かわいらしいまといちゃんはすぐにおうちに慣れてくれましたが、ひとつ、困ったことがあったのだとか。

「なぜか洗剤が好きで舐めてしまうので、洗剤は引き出しに保管するようにしています」

まといちゃんが安心安全に暮らしていけるように、飼い主さんは生活環境にも目を配っているそうですよ。

甘えっ子な性格に更なる磨きが!?

飼い主さんによると、まといちゃんはいつも飼い主さんにはそばにいて欲しい様子なのだそう。ご飯を食べる時や遊ぶ時も、飼い主さんはまといちゃんに寄り添っているそうですよ。

「まといは人間がとにかく大好きで、ご飯を食べる時もそばにいて撫でていないとあまり食べてくれません。遊ぶのも大好きで、おもちゃの横で待機して遊んでくれるのを待っています」

そんなまといちゃんのことを、いつも気にかけるようになったという飼い主さん。お出かけをしても、まといちゃんのことが頭を離れなくなりました。

「外に出掛けても寂しい思いをしているのではないかとすぐ帰宅するようになりました」

最後に、保護猫ちゃんをお迎えすることについて、飼い主さんからメッセージをいただきました。

「保護猫ちゃんに限らず、色んな性格の子がいるのでどんな子でも寄り添い最後まで看取る覚悟が必要だと思います」

まといちゃん、飼い主さん、素敵なエピソードをシェアしてくださり、本当にありがとうございました!

※この記事は、取材協力者さまのご了承をいただいたうえで制作しています

取材/ねこちゃんホンポ編集部
文/めろんぱん

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