【私と愛猫との出会い〜伊藤允秀さんの体験談〜】
子猫を見つけた時の状況
ある9月の夕方に散歩をしていたときのこと。私は、道端には不自然な形で置かれていたダンボールを見つけました。そこでは、小さな声で生きようと必死にニャオーン、ニャオーンと鳴く猫の声が聞こえてきました。
私は恐る恐るダンボールを開けてみると、そこにはまだ生まれて間もない衰弱した子猫が寝そべっていました。これはまずいと思った私は、慌てて我が家に持って帰り家族に事情を説明し、救急の動物病院に連絡しました。
これが保護猫との出会いから家猫となった日です。
保護猫を介護した時に大変だったこと
生まれて間もない子猫だった為、救急の動物病院へ電話し、生死に関わる処置をしたことが本当に大変でした。
子猫は、うまれて間もなくして発見したので、目やにで目が開かず動くことすら出来ない状態。そして、衰弱からなのか震えて怯えていました。
病院からは子猫用のミルクをあげるようにと指示を受けたので、まずは子猫用のミルクをペットショップで購入。
そして、温かい環境を作ってあげることも大切だとのこと。温かい環境を作る際に先生から、「ダンボール・お湯の入ったペットボトル・タオル(複数)といったものを準備して下さい」と言われました。
お湯の入ったペットボトルはタオルで覆う事により、子猫が親の温もりのようなものを感じるようです。安心感を持たせるために必要だと言うことで準備をしました。
初めはミルクを自分では全く飲めず、こちらで注射器を用意しながら与えることになりました。少しずつ慣れてきたら、今度は自分で飲めるように!このことを先生に伝えると「とりあえずは命をつなぐことが出来ました。ご協力ありがとうございます。」とおっしゃってくださいました。
最後に先生から、次の日には猫の健康診断を受けるようにと言われました。
保護猫から家猫にしてよかったこと
新しい家族が出来たことが何よりも嬉しく良かったです。我が家では猫を元々3匹飼っており3匹から4匹に変わったところで何も害はありませんでした。
今では4匹で楽しく生活が出来ているため、あの時拾って良かったなと思っています。
保護猫から家猫になった今
今では、18歳の老猫と7歳のノルウエージャンフォレストキャットと5歳の雑種猫の下っ端として、4匹で元気に暮らしています。
みんなとのんびり暮らすために、最初の猫同士の出会い方を工夫したおかげで楽しく暮らすことが出来ました。
まとめ
改めて当記事の内容をまとめていきます。
衰弱した子猫を拾った場合は
- 子猫用のミルク
- ダンボール
- お湯とペットボトル
を用意してあげましょう。
初めはミルクを自分で飲めるようにサポート。次の日には必ず病院に行き健康診断をする必要があります。初めて保護猫を家猫にする場合には、ケージやキャットフードなどを準備していくと良いでしょう。
もし先住猫がいる場合には、猫同士の出会い方を工夫することでスムーズに共同生活が出来るようになります。
以上が野良猫を保護した時に、必要な準備物や暮らし方についての実体験のお話でした。