生後5ヶ月の子猫の育て方とは

生後5ヶ月の子猫の育て方とは

生後5ヶ月の子猫といえば、まさにやんちゃ盛りですよね。また、生後5ヶ月は体の基本をつくるための、食事や運動などにも気を付けなければならない時期でもあります。この記事では、生後5ヶ月の子猫に必要な食事量や、平均体重などの基本的な育て方についてご紹介します。

生後5ヶ月の子猫

生後5ヶ月頃の子猫

猫でいう生後5ヶ月は、人間でいう8歳4ヵ月にあたります。色々な事が理解できるようになってきますが、まだまだやんちゃ盛りですよね。生後5ヶ月の子猫の特徴としては、乳歯から永久歯への変え変わりが始まることや、体格もほぼ成猫に近い大きさになり、早ければ初めての発情期を迎える子も居ます。

生後5ヶ月の子猫のお留守番

生後5ヶ月にもなれば、お留守番も上手にできるようになります。しかし、まだまだ活発な時期ですので、狭いところに入り込んだり、コードを齧ったりしてしまう事もあり、注意が必要です。お留守番中に限らずですが、危険な物はしっかり片付けておくようにしましょう。

生後5ヶ月の子猫の噛み癖

  • 生後5ヶ月になると歯の生え変わり期になる
  • 子猫は歯がむず痒いような感覚になる
  • 甘噛みをするようになる
  • 子猫が噛んで遊べるおもちゃを用意する
  • 子猫が手を噛まないように教える

生後5ヶ月のこの時期は乳歯から永久歯への生え変わりの時期となり、人間の赤ちゃん同様、歯がむず痒いような感覚になり、甘噛みが増えます。愛猫が思う存分噛んで遊べるおもちゃを、用意してあげましょう。この時に、飼い主さんの手を噛んでしまう場合は「痛いよ」と低い声で注意したり、遊びを止めたりして力加減を教えてあげて下さいね。

生後5ヶ月の子猫に与える食事

猫の手とフード

生後5ヶ月の子猫は、何を食べさせればいいのでしょうか。また、その量や回数についてまとめました。

子猫の為の生後5ヶ月の食事

生後5ヶ月は、ドライフードへの切り替えの時期になります。獣医さんによっては、生後2ヵ月半を過ぎた頃にはドライフードに切り替えてもいいと言われる事もあるくらいなので、生後5ヶ月にもなれば、十分に切り替える事ができるでしょう。

しかし、一度に全て切り替えるのではなく、ドライフードをふやかすお湯の量を減らしたり、ウェットフードにカリカリを混ぜたりするなどの方法で、少量ずつ切り替え、きちんと消化できているかどうか確認して下さいね。

生後5ヶ月の食事量

  • 体重(kg)×160~240kcal
  • 体格や体重に合わせて食事量を決める

次に食事量についてですが、一般的に子猫の食事量は体重(kg)×160~240kcalで計算されます。

基本的には、ドライフードなどのパッケージ裏に表記されている「1日あたりの食事量の目安」を参考にすればOKです。

しかし、生後5ヶ月と一括りにはせず、愛猫自身の体格や体重に合わせて食事量を決める必要がありますので、かかりつけ医に相談してみるといいかもしれませんね!

また、エネルギーの消費量が多い子猫期は、目安量より多めに食べさせても問題ないとされています。

生後5ヶ月といえば、体の成長は緩やかになってくるものの、まだまだ体の基本をつくる大切な時期です。栄養不足になる事のほうが問題ですので、目安量より少し多いくらいなら心配する必要はありません。

生後5ヶ月の食事回数

  • 1日3回~4回程度
  • 消化の様子、早食いの時は回数を増やす

生後5ヶ月の子猫は、成猫とそう変わらない体格になっているものの、胃はまだ小さく一度にたくさんの量を食べる事が出来ません。最低でも、1日3回に分けて食べさせてあげましょう。

急いで食べてしまう、ご飯が欲しいという要求が多い、消化できずに便秘や下痢になる、という場合は、4回程度に分けてもいいかもしれません。

生後5ヶ月の子猫の体重

器に入った猫たち
  • 子猫の平均体重:1.5kg~2kg
  • 獣医に相談するのが良い

生後5ヶ月の子猫の平均体重は、1.5kg~2kgとされています。しかし、猫種や育ってきた環境、猫自身の体格も影響するため、一概には言えません。

獣医さんに相談すると、動物病院によっては愛猫にあった適正体重表のようなものを作成してくれる場合もありますし、この時期は動物病院へかかる事も多いので「次回は〇kgくらいになっているといいね」というアドバイスを貰って参考にするのもいいですね!

生後5ヶ月からの肥満を防ぐ食事の方法

  • 食事の量は減らしてはいけない
  • 適度な運動を取り入れる
  • 一人で遊べるおもちゃを与える

運動をする

また、生後5ヶ月から猫の肥満を防ぐためには、食事量を減らすのではなく、適度な運動を取り入れましょう!上下運動ができるキャットタワーや、1日10分~15分の遊びを2回~3回付き合ってあげるのが理想的です。

おもちゃで遊ばせる

ただ、飼い主さんも忙しく相手をしてあげられない日もあるかもしれません。そんな時のために愛猫が一人遊びできる、電動おもちゃなどを取り入れてみてもいいですね。

運動不足はストレスの元

運動不足は、肥満だけではなく本来活発な生後5ヶ月頃の子猫にとってストレスの原因にもなります。たくさん遊んで、たくさん食べて、たくさん眠る!これが理想的ですね。

ただ、生後5ヶ月頃は食事量にもムラがあったり、体調を崩してしまったりする事もあり、体重が減ったり増えたりする事もありますので、あまり神経質にならず、愛猫のペースで成長を見守ってあげましょう。

まとめ

3匹の子猫

生後5ヶ月頃であれば、愛猫も飼い主さんや、お家に慣れ始め色んな仕草や行動を見せてくれますよね。とっても可愛い時期ですが、そのやんちゃぶりに圧倒されてしまう事も…。

愛猫を迎えたばかりの頃は慣れない育児に戸惑い「生後5ヶ月の子猫は〇〇なはず…」と不安になってしまう事もあるかもしれません。

しかし、人間の育児同様、育猫だって教科書通りでなければいけないなんて事はないのです。生後5ヶ月の子猫の食事量や体重は参考程度に、のんびりとした気持ちで愛猫との暮らしを楽しんで下さいね♪

投稿者

40代 女性 うみか

生後5ヶ月の猫ちゃんは何にでも興味があって、危ない時期です。
遊ばせるときにも注意深く見守っていなければなりません。特に気を付けなければいけないのは、コードです。かじったり引っ掻いたりして、感電しないように注意しましょう。カバーをしてしまうと安心ですね。小さなネジなども危ないので落とさないようにしましょう。誤飲などがないように注意が必要です。ご飯もたくさん食べて元気満点なので運動量も多く体がつくられていく時期でもありますね。
投稿者

20代 女性 うづきまる

生後5ヶ月ともなると、ほぼ成猫と同じような扱いをして差し支えない部分が増えてきますね。

ですが、生後5ヶ月といってもお留守番に慣れていない場合は無理に長時間のお留守番を猫に課さないようにして下さい。
お留守番は慣れていないと猫にとって大きなストレスとなるので、問題行動の引き金となります。
将来的に長時間のお留守番をさせたいと考えている場合には、徐々に家を空ける時間を増やして、じっくり慣らしてからの方が確実です。

また体重管理は成猫になると更に厳しくチェックされると考えられます。
体重増加による病気や怪我が多くなるため、適度な運動を取り入れて猫のストレスを発散させましょう。
同時にコミュニケーションを取り、猫との信頼関係を築いていきましょう。
投稿者

40代 女性 ゆきなちゃん

生後5ヶ月の頃に、猫ちゃんを保護して飼い始めたことがあります。
歯が痒くてあま噛みばかりしていました。小さな歯が生えてきてるのを見るととても、愛しく感じました。親猫の姿もなかったし人間に慣れていたので飼われていた猫ちゃんなのだと認識しました。一応、獣医師に診ていただき身体検査をうけさせました。病気もなく、いたって健康でした。我が家で飼うと決めてから、猫ちゃんは嬉しそうに家中を走り回るようになりましたので、しつけを始めました。入ってはいけない場所や、さわってはいけないものなどを教えて危険なものは物置になおしました。
えさは、カリカリになれているみたいなので、カリカリに茹でたサツマイモを少しトッピングしてあげました。
その猫ちゃんは、18歳まで元気に生きてくれました。

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