猫の目やにが黒い原因
- 涙にゴミなどが混ざって固まる
- 異常というわけではない
- あまりに量が多い、涙が出続けている場合は注意
猫の目やにが黒いのはなぜでしょうか。それは、涙にゴミなどが混ざって固まった為で、特に異常があるという訳ではありません。正常でも目やにはある程度出るもので、色は黒や茶色、褐色をしています。
量が多い・涙が出続ける場合は注意
もし人の目やにが黒かったら病気を疑ってしまいますが、猫の場合は正常の範囲です。ただ、あまりに量が多かったり、涙が出続けたりしている場合には、何かしらの病気などの異常がある可能性がありますので、受診をオススメします。
注意したい目やにの状態
- 白
- 黄色
- 緑色
愛猫の目やにがもし人間のように、白や黄色い場合は注意が必要です。細菌感染や感染症にかかっている事が考えられます。緑色の目やにも注意しましょう。
猫の目やにが黒い時に考えられる病気
猫の目やにが黒いのは異常ではない場合が多いですが、あまりに量が多い時には病気の可能性があります。どんな病気が考えられるのでしょうか?
- 結膜炎や猫風邪
- アレルギー
- 流涙症
結膜炎や猫風邪
結膜炎や猫風邪になると、白や黄色、緑色のネバネバした目やにが出ますが、これが乾燥して固まると、黒くなる場合があります。
黒いから正常かと思っていたら実は病気だった、という可能性もゼロではありません。ただ、これらの病気で目やにが黒い場合、取ってもすぐに目やにが出てきます。
通常の黒い目やには一度取ればしばらくは出ませんが、次々に目やにが出てくる、という場合には早めに受診しましょう。
アレルギー
アレルギーによって大量の目やにや涙やけが起きることがあります。取っても目やにが出てくる時や涙が出続けている時には、アレルギーを疑いましょう。
くしゃみを併発することもあります。アレルギーはその原因となっている物質を特定する事が大切です。かかりつけの獣医師と相談しながらアレルゲンを突き止め、愛猫のアレルギー症状を和らげてあげましょう。
流涙症
通常、涙と一緒に排泄された目やには、涙小管を通って鼻の方に流れていきます。この涙小管が詰まると涙が排泄されず、涙や目やにが大量に出ることがあります。
ペルシャやヒマラヤンなど、いわゆる「鼻ペチャ」猫に多く、愛猫がこれらの猫種の場合は特に気をつけなければいけません。溜まっている涙や目やにはこまめに拭き、雑菌の繁殖を防いであげましょう。もちろん、受診も必要です。
猫の黒い目やにを取る方法
猫の目やには自然に取れたり、猫が顔を洗って取れたりする事も多いですが、黒くこびりついたままの時もあります。そのような場合は、飼い主さんがキレイにしてあげましょう。
湿らせたコットンやガーゼで優しく目やにを取り除きます。
ウェットテッシュを使う場合はペット用や赤ちゃん用の、アルコールが入っていないものにしましょう。ティッシュは繊維が荒い為、猫の皮膚や粘膜を傷つけてしまう可能性がありますので、オススメしません。
目の付近を触られるのを気にしない猫もいますが、嫌がる猫もいます。
なるべく素早く目やにを取り除いてあげましょう。猫の顔周りを撫でつつ、その一貫で取り除くという方法もあります。
猫に目やにを取り除いていると悟られないよう、額の辺りをナデナデし、猫が目を閉じた時にさりげなく取ると、スムーズに出来るかもしれません。
まとめ
猫の目やにが黒い時について、お分かり頂けたでしょうか?猫の目やには黒や茶色などの色をしている事を知らなければ、ビックリしてしまいますよね。
言葉を話さない猫ですから、猫の様子で異常をキャッチしなければ、病気に気がつかない可能性もあります。普段から目やにを含めた様々な体の部位を良く観察して、異常の早期発見を心がけたいものです。
40代 女性 ねね
30代 女性 はなこ
そんなときには、お湯でふやかしてガーゼでとってあげます。痛がらずに済みますので、お湯でふやかしてとるのはオススメです。
目やにが多いときには、結膜炎だったり病気が潜んでいる場合があるので、必ず獣医師に診てもらうようにしましょう。
目薬で治る場合が多いです。猫同士の喧嘩などで、目が傷つくこともありますので、注意してあげましょう。我が家の猫ちゃんも、若い頃は、喧嘩をしてよく、結膜炎になっていました。今は、平和に過ごしています。
40代 女性 茶ト