1. 気が済むまで構う
猫は「構ってほしいときに構ってほしい」という自由さを持つ動物ですので、猫ちゃん自ら甘えてきたときにはラブラブする絶好のタイミングです。ここでポイントになるのが、
- 構うときのテンション
- 止めるタイミング
になります。
穏やかなテンションで
猫ちゃんが甘えてくると嬉しくて、ついわしゃわしゃと全力でなでてあげたくなってしまいます。しかし、猫ちゃんの甘えに応えるも、穏やかなテンションでソフトタッチをする方が猫に好まれます。優しい声のトーンで話しかけてあげるのも良いですね。
「来る猫拒まず、去る猫追わず」
そして、猫ちゃんの気が済んで興味が別のところにそれたら、飼い主さんも構うのを止めましょう。猫は軽めのスキンシップを数こなすことが多いので、犬と比べると甘えに気が済むタイミングが早く感じるかもしれません。
2. 少しだけ構う
忙しいときに限って甘えてくるのはなぜ?
飼い主さんが忙しくしていたり、何かに集中したりしているときに限って、猫ちゃんが甘えてくることはありませんか?どうやら猫はしつこくされるのはキライなのに、飼い主さんの関心が自分以外にあるときには、構ってほしくなってしまいがちなようです。なんとも猫らしいですね。
飼い主さんの電話中に鳴き続けたり、洗濯物を取り込んでいるときにちょっかいを出してきたりするのも、このためであると考えられます。
軽く応えてあげると満足してくれることも
飼い主さんが忙しくて構ってあげられないときにも「チョットだけ」スキンシップを取ってみると、意外に満足して去っていくこともあります。
中には飼い主さんのイスから下ろされているだけなのに「構ってもらえた」と感じることもあるようです。
おもちゃに気をそらす
猫ちゃんがあまりにしつこくコンタクトを取ってきたときには、猫ちゃんのお気に入りでひとりで遊べるおもちゃに気をそらすのも1つの方法です。構ってもらえない寂しさも、楽しい気分になることで紛らわすことができます。
3. 体調をチェックする
- 急に甘えるようになった
- しつこく後追いをしてくる
- 様子に異変がある
このようなときには猫ちゃんの体調不良に気を付けてあげましょう。猫は体調が悪くなったり高齢になったりすると、体調不良による不安感から飼い主さんに甘える頻度が増えやすくなります。
そして、あまりにしつこく飼い主さんにちょっかいを出してきたり、大きな声で鳴き続けたりしてしまうときには、運動不足やスキンシップ不足など精神的なストレスがないかも見直してあげましょう。
甘えの度が過ぎてしまうと、飼い主さんと一緒にいないと不安で仕方なくなる「分離不安」の状態になってしまう恐れがあることにも気を付けたいですね。
まとめ
今日のねこちゃんより:あめ♀ / 三毛猫 / 1.3kg
今回は「愛猫が甘えてきたときの対応」を3つご紹介しました。基本的に、猫ちゃんが自らコンタクトを取ってくるときにはその甘えに応えてあげると良いでしょう。
飼い主さんが忙しくしているときに、構ってもらえないと分かると猫は諦めることが多いのですが、あまりに頻繁に愛猫を無視してしまうのも心苦しいですよね。
飼い主さんが構ってあげられないときには「手の甲を差し出して頭突きしてもらう」「少しなでてあげる」というように、軽く構ってあげるだけで猫ちゃんが満足して去っていくこともあります。猫ちゃんの興味をおもちゃに移行するのも1つの方法です。
もし猫ちゃんが急に甘えん坊度が上がったり、執拗に甘えてくるようになったりした場合は、体調不良やストレスがあるかもしれませんので、注意して猫ちゃんの様子を観察してあげましょう。