猫の目やにの取り方
猫の目やにの取り方ですが、まずは痛みを感じないよう、お湯で湿らせたガーゼやコットン等の柔らかい物で目やにをふやかします。ふやかした後、優しくなでるようにして目やにを拭き取ってあげましょう。また、目やにが目のきわ等にあり、取りにくい場合にはお湯でぬらした綿棒を使うのも良いですよ。
猫が嫌がり暴れてしまって綿棒等が眼球に刺さってしまってはいけませんので、暴れる事が想定できる猫の場合、なるべく2人で行いましょう。猫を前向きに抱っこして、片手で猫の前足、もう片方の空いている手で猫の顔を押さえる係と、目やにを取る係に分かれるとスムーズに猫の目やにを取る事ができます。
猫の目やにを取る際の注意点ですが冷たい水を使う事は避けましょう。猫は押さえられ、ただでさえ何をされるのかと不安な時に、急に目元に冷たい物を当てられてはびっくりしてしまう場合があります。そのため、ガーゼやコットンはお湯で湿らす事がポイントになります。
猫の目やにの色と病気について
茶色でチョコレート色の目やにの場合心配はいらないとご説明しましたが、実は猫の目やにには種類があり、注意しなければならない目やにもあるのです。
注意するべき猫の目やに
- 白い目やに
- 黄色い~黄緑色の目やに
この2つの目やにには要注意。猫風邪や他のウィルス、目の怪我等が原因の場合があるので病院に連れて行き治療する必要があります。この場合、目の周りが赤くただれていたり、涙が出ている、鼻水やくしゃみ等の症状が見られる事もあります。
病院での目やにの治療法ですが、猫風邪やウィルスが原因の場合は風邪薬やワクチン、そして目薬を処方してもらえます。
猫風邪でも症状がひどい場合や、薬を飲むのが苦手な猫ちゃんには注射を打ってくれる事もあります。我が家の猫は、黄緑色の粘り気が強い目やにに加え涙を流していたので、病院に連れて行くと猫風邪と診断され、その場で注射を打ち、風邪薬と目薬を処方して頂いてすぐに良くなりました。病院によって違いますがその時の治療費は7000円程。
目の怪我が原因の場合には目薬を処方され、目を掻かないためにエリザベスカラーも一緒に出される場合があるようです。
猫の目やにを取る前のチェック
昨日までは大丈夫だったのに気が付くと猫の目に目やにがついている!なんて経験があるかもしれません。そんな時どうしたのかと心配する飼い主さんも多くいらつしゃると思いますが、急いで病院に連れて行く必要はありません。
濃い茶色でチョコレート色の目やにの場合は一般的な目やにです。人間も寝起きに目やにが付いている事ありますよね。それと同じです。濃い茶色でチョコレート色の目やになら、カリカリに乾燥していても、粘り気があっても特に心配はいらないでしょう。
カリカリの目やにだと爪でひっかけば取れる気がしますが、猫の目に爪が刺さってしまう事もありますし、何より猫が痛いと感じてしまった時、次回から大人しく目やにを取らせてくれなくなる可能性もあります。そのため猫の目やにを取る際には、正しい取り方で痛みを感じさせないように取ってあげる必要があります。
まとめ
猫の目やにの取り方や注意点などについてお伝えしました。猫の目やにの原因は、正常な物から目の怪我、風邪やウィルス等様々です。痒がっている、色がおかしい、量が多い等、いつもと違う目やにが見られたら、すぐに病院へ連れて行きましょう。そして猫の目やにの取り方ですが、乱暴にふき取る事はせずにお湯で湿らせたカーゼやコットンを使って優しくふき取ってあげる事が大切です。
また、人間用のウェットティッシュにはアルコール成分が含まれている場合もあり、その場合皮膚がただれてしまいますし、ウェットティッシュは冷たいので猫が驚いてしまう事もありますので使用しないようにしましょう。
ちなみに冷たいウェットティッシュ等でびっくりしない猫ちゃんの場合は、ペット専用の目やにとりシートも販売されていますので、そちらを使用してみてはいかがでしょうか。
40代 女性 ちゃこ
茶色い目やにが一般的ですが黄色い目やになどには注意が必要なのですね。
うちの猫ちゃんは子猫の時に、ひろったのですが、すでに結膜炎になっていて、黄色い目やにを大量に出して、病院に連れて行きました。すぐに処置をしていただきましたが、目やにが固まってしまい目が開けられない状態でした。他の病気も疑われ、検査もしましたが、さいわい、他の病気はなかったです。2週間ほど目薬をしましたが、あとは元気になり大きな病気もせずに、今年で10歳を迎えます。兄弟猫とも仲良くしてくれますし、賢くていいこです、元気で長生きしてほしいです。
40代 女性 ちゃこ
嫌がらずに毎日、取らしてくれるようになりました。コットンの繊維が目に入ってしまわないように、気をつけてサッと取り去ります。ティッシュでやったこともあるのですが、すぐに破れるし薄くて不便でした、コットンが一番取りやすいです。うちの猫ちゃんは、結膜炎になりやすい体質なので、目やにの色には気をつけています。最近は、茶色い目やにしかでなくなり、安心しています。
50代以上 女性 レーコ
30代 女性 みきこ
眼球を傷つけたりしないように注意が必要ですね。同時に目やにが、どの様な色をしているかとか、臭いがないかなどに気をつけて観察しましょう。茶色の場合は、ウイルスに感染している場合や、結膜炎の後の場合もあります。
万が一、目やにが赤かったり血が滲んでいる場合は獣医師に診ていただきましょう。
目は特に、異変に気付きやすいのでおかしいなとおもったら、病院に連れていきましょうね。
30代 女性 50代以上 女性 レーコさんへ
野良猫のことでお困りでしたら、
地域に猫のボランティア活動をされている団体がいらっしゃる可能性があるので、調べて連絡してみてください。
野良猫に餌をあたえると、どんどん増えてしまいます。ですが、放っておくのも心苦しいので、団体を頼ってください。