そもそも猫の運動の仕方は?
猫は広さを移動するより、上下に移動できる方が大切です。床から天井までの上下の段差を利用し、直線ダッシュのできる場所を確保してあげましょう。
直線ダッシュは部屋の一番長い辺を利用し空間を空けておきます。一辺でなくても対角線を利用しても効率的です。その先に上下運動のできるスペースを確保しておくと運動が複雑に合わさり完璧です。
1. 洋服ダンスや本棚を利用
キャットタワーは猫専用のグッズですから、猫が使用しないと置き場所に困ってしまいます。しかし本棚やタンスの上は猫と人間の共用、もしくは猫専用にする事もできます。
カラーボックスを段々に配置して猫の昇るスペースを作ったり、本棚の一部分を空けておいて猫が入れるようにします。基本は人間が使用できる物を利用すれば、猫が使えなくてもがっかりする必要も無駄もありません。
2. 押し入れの活用
工夫次第で部屋を狭く感じる事はありません。押し入れのふすまやドアを開け放しておくことで利用できます。その場合は押し入れにケースを段々に配置して運動スペースを作ります。
もしくは入り口に簡易ハシゴを作っても大丈夫です。梯子は一枚板に猫の足のかけられるステップを釘止めする事で手軽に作る事ができます。猫の乗れるはしごですから、ほとんど場所もとりません。
3. ベッドや椅子を活用
ベッドや椅子は猫の遊び場として実に最適です。高さを使って登り降りなどして遊ぶ事ができます。猫は狭くて暗い所が大好きです。ベッドの下に荷物を入れておくだけにするのは勿体ないです。
ちょっとした隙間を作り猫が入り込める隠れ家を作ってあげましょう。嫌な事があると逃げ込める場所を人間の住まいに作るのも、猫と暮らす上では大切な事です。
4. 壁の活用
案外、壁は空間になっている事が多いのではないでしょうか。その場合は壁を傷つけないように天井から床までの金具をセットして、そこを軸にキャットウォークを設置してみましょう。気に入ってくれなければ本棚やその他の荷物置きに出来ます。
壁に釘等を刺しても大丈夫なときはもっと手軽に購入できます。余白を使ったインテリアになりますから一石二鳥です。
5. 爪とぎポール
部屋の隅に置く事が可能な爪とぎのポールも猫に喜ばれます。爪とぎのポールはほぼ場所をとらないですから人間の生活にも邪魔になりません。そばに棚を配置して飛び移れるようにしておくとなお良いでしょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:とおふ / ♂ / 1歳 / スコティッシュフォールド / 4kg
部屋が狭い!キャットタワーが設置しにくい住まいの対処法5選についてお伝え致しました。猫と楽しく暮らす為の工夫は無数にあります。飼い主さんと猫ちゃんの性格や生活スタイルを考えてより良い住まいを作れると良いですね!