私が出掛けた猫スポット「ペンション菜の花館」について
本土最南端のペンション
猫女将が接客！猫好きにはたまらない、ペンション菜の花館をご存知ですか？ここは本土最南端の地、鹿児島県指宿市にある、ご夫婦が経営されているアットホームなペンションです。
猫女将のいるペンション
「ただ、ペンションで猫を飼っているだけでしょ？」そう思われる方！いいえ、違うんです！ここの猫ちゃんたちは、「女将」の名に恥じない「接客」をしてくれるんです！
ここにいるのは、ハナコちゃん（メス）とその娘のメイちゃん。メイちゃんは、猫らしく神出鬼没（笑）で、いつもお目にかかることはできないのですが、お母さんのハナコちゃんが素晴らしい仕事ぶりです。
ペンション菜の花館は、先に書いたとおりご夫婦で経営されているアットホームなペンションなので、宿泊客は満室でも５組くらい。
猫女将の細かなおもてなし術
夕食は、全員で同じ場でとるというスタイルなのですが、看板猫のハナコちゃんが全てのお客さんをまわって挨拶にはじまり、お部屋への案内（先立って歩いて誘導してくれる）や、ペンション周辺の観光案内までしてくれるんです。
聞くところによると、観光案内をするときには先だって海岸までの道のりを先導して歩いてくれ、お客さんを宿まで連れて帰ってくるところまでやってくれるそうな！
本当に何か使命感を感じずにはいられないくらいの徹底した接客ぶりに脱帽です！私が宿泊した際、少し無理を言って朝ごはんの時間を少し早めていただいたのですが、そのときも朝ごはんタイムにはしっかりと朝のご挨拶。
私たちが食べているすぐ隣にきて、とってもお利口に座って眺めてくれていました。食卓には海の幸のお魚がたくさん並んでいるにもかかわらず、その魚には目もくれず優しい顔で佇んでいて、まさに手厚すぎず無愛想すぎずのちょうどいい接客です。
このペンション、オーナー手作りの温泉があって露天風呂になっているのですが、その場所の入り口をウロウロと探していると、どこからともなくハナコちゃんが現れて、入口ドアのあたりを歩いてくれたときは驚きました！
偶然だったのかもしれませんが、それまでの接客ぶりをみていると偶然ではないような気もして・・すごい猫ちゃんです。我が家の猫は人が怖いタイプで、お客さんが来るたびに逃げ回っている姿を普段は見ている分、こんな猫ちゃんもいるんだ！と心底感心させられました。
常連客の顔や名前はしっかり記憶
女将さん（人間の方の）に伺うと、常連さんの名前は憶えているそうで、「○○さんがいらっしゃるよ」というと朝からそわそわと嬉しそうに待っていることもあるということで、もうこれは常連になってやるぞー！という決心をせずにはいられなくなります。
自分のペットとも宿泊可能！
ペット専用温泉
そしてこのお宿、ペットも一緒に宿泊することができるというペット可のペンションなのもイチ押しポイントです！ さすがペット大好きオーナー、ペットたちへの配慮もばっちりで、ペット用の温泉も完備されています。
ここの温泉、泉質が本当に素晴らしく、温泉だけでももう一回行きたいと思えるくらいの温泉だったのでペットにもその温泉に入らせてあげられることって飼い主としてもとっても満足度が高いですよね！ロケーションも自然が豊かな素晴らしい場所で、夜には満天の星空を見ながら露天風呂で入浴ができます！
観光スポット
宿からは「薩摩富士」とも呼ばれる「開聞岳」が望め、春には、ペンションの名前にもなっている菜の花畑が広がり、夏にはひまわり畑と、目にも楽しい光景が広がります。
また、「幸せの黄色いポスト」と言われる、本土最南端にあるポストもあります！ちなみにこのポスト、実際にこのポストから投函もできます。
是非、この絶好のロケーションに位置するペンション菜の花館の看板猫、ハナコちゃんの接客を受けに訪れてみてください。
まとめ
これまで、色々な猫スポットに足を運んできましたが、ここまでサービス精神旺盛な猫ちゃんに会ったのは初めてで、本当に見事に接客をしてくれていました！（ペットのいるお宿ということで何度かメディアにも取り上げられており、「ペットのいる宿」部門で賞をとったこともあるそうですよ！）
猫ちゃんの方からコミュニケーションをとってきてくれることってなかなかレアなケースだと思いますので、猫ちゃんからおもてなしをされてみたい方、行ってみてください。
ペットも一緒に泊まれて、ペットがいなくても素晴らしいロケーションと、心温まる看板猫や看板犬に癒される「ペンション菜の花館」。心も体もリフレッシュできること間違いなしです！
所在地
〒891-0513 鹿児島県指宿市山川岡児ケ水１７２３−３
交通アクセス
- ＪＲ山川駅より送迎の相談可能
- 九州自動車道鹿児島ＩＣから国道２２６号経由、フラワーパークかごしまの正門横
- 駐車場あり
※電車で行かれる場合は、本数がかなり少ないのでご注意ください。