トルコにとって猫の存在
トルコ人は猫が好き
トルコではギリシャと同じように猫があちらこちらでくつろいでいる風景が通常です。猫が大好きなトルコ人は、殺処分をしたくないので、野良猫を見つけると積極的に捕獲して手術を施し、また外に放します。
トルコの「国で育てている猫」という感じでしょうか。猫の食べ物も、自然に道ばたでトルコ人が与えています。トルコの古い街であるイスタンブールでは、街ぐるみで地域猫、地域犬を育てています。
トルコでは、猫や犬の雨風の当たらない簡易施設もあるそうです。イスラム教で犬は嫌われますが、トルコのイスタンブールでは犬も地域犬として可愛がられています。
猫もトルコ人が好き
自然にトルコ人が、道ばたで猫にご飯をあげますから、可愛がられている事がわかる猫たちもトルコの人たちにとても懐いています。人間も猫も同じ気持ちで暮らせているのでしょうか。通常は猫の入場は禁止されるようですが、トルコでは世界遺産に猫がたくさんおり、モスクへの出入りも禁じられていないそうです。
トルコの猫と信仰するイスラム教の関係
猫とイスラム教の開祖ムハンマド
- ムハンマドの飼い猫の名前はムエザ
- 猫は清潔で好まれる
- 額に縞のある猫は神聖視
- 猫がムハンマドを毒蛇から守った
トルコ人口の90%以上がイスラム教徒です。イスラム教の開祖であるムハンマドは、大変な猫好きでした。そのためにイスラム教徒にとって猫は「神聖な生き物」とされます。
トルコでは猫を家の中に閉じ込めず、あちらこちらと自由に動けるようにしています。ムハンマドは「猫への愛は信仰の一つの形である」と言ったようです。
猫自身の清潔さとムハンマドの考えにより、猫たちはトルコのモスクに入る事も許されています。トルコで額に縞のある猫は、ムハンマドの指がふれたと信じられています。
トルコでの猫と犬の歴史
その昔、トルコで野良犬は徹底的に殺処分されていました。豚肉が不浄だから口にしないと同じで、イスラム教において犬は不浄とされています。しかしトルコのイスタンブールでは、犬も地域犬として猫と同じように可愛がられています。
トルコでのイスラム教と違いキリスト教での猫は、魔女の化身とされ、生きたま焼かれたりしました。猫も犬も大変に波乱万丈な歴史を持っているようです。
トルコの有名な猫「トンビリ」
トンビリはSNSで人気の猫!
トンビリは海外の投稿サイトに写真が投稿されて有名になりました。トルコで気持ちよく道路に片手を乗せ、くつろぐ姿はまるで人間のようです。トルコでは、猫がご飯を食べる事に困らないので、たっぷりとした体型をしており貫録があります。
トンビリは亡くなり銅像猫へ
2016年にこの世を去ったトンビリを忍び、銅像が造られました。今でも世界中の人々に愛される猫のトンビリです。一時トンビリの銅像が盗まれましたが、また戻ってきました。
良かったですね!
トルコ原産の猫
トルコ国原産の猫としては「ターキッシュバン」と「ターキッシュアンゴラ」がいます。
トルコの猫 ターキッシュバン
- 泳ぐのが得意な猫
- トルコ一般庶民の猫
トルコ東部のバン湖周辺に、ターキッシュバンは古代から生息していたと言われています。同じトルコの猫で、ターキッシュアンゴラとは生息地域が違います。自然発生種として公認されています。ターキッシュバンは湖出身だからでしょうか、泳ぎが大変に得意な猫種として有名です。
トルコの歴史猫 ターキッシュアンゴラ
- トルコの生きる宝石である国宝級猫
- マヌルネコが祖先
- アラー神の愛した猫
- マリーアントワネットの愛猫
ターキッシュアンゴラは、一時は絶滅を危惧されましたが現在は繁殖が落ち着き、ほとんどの団体に公認されています。しかし現在でも高級猫であるために入手困難な猫の種類です。トルコではターキッシュアンゴラは、一般庶民の飼い猫ではないそうです。
トルコ舞台の映画「猫が教えてくれたこと」
映画「猫が教えてくれたこと」
「猫が教えてくれたこと」あらすじ
2016年にアメリカで制作された映画です。トルコの首都イスタンブールが舞台です。猫の目線でトルコの街を描いた映画です。猫と会話をしているように、猫と人間の交流を描いています。
「猫が教えてくれたこと」に興味がある!
こちらの映画は5月にBlu-rayが販売されています。小さな頃に子猫物語を見たのを思い出しました。
まとめ
トルコは猫の楽園!猫好きが多い理由につきましてお伝えをいたしました。猫が暮らす街は平和な街が多いですよね。懐古趣味ですが、私の小さな頃も猫と人とはもう少し対等であり関わりが多かったような気がいたします。
猫と人間の関係も様々に移り変わってきましたが、ムハンマドの影響から、トルコでの猫はずっと良い待遇であったようです。いつか猫に会いにトルコへ行ってみたいですね。