猫が肉球を噛んでしまうのはなぜ?6つの理由

猫が肉球を噛んでしまうのはなぜ?6つの理由

猫のプニプニとした肉球は本当に可愛らしいですよね。しかし猫がそんな肉球をガシガシ噛んでいることがありますが、その原因はどのようなことが考えられるのでしょうか。理由についてご紹介させていただきます。

猫が肉球を噛む理由

猫の後ろ足の肉球

猫のプニプニとした肉球はとても可愛らしいですよね。肉球の「ストラップ」や「グミなどのお菓子」があるほど、人気のある肉球ですが、まれに猫がその柔らかい肉球をガシガシと噛んでいることがあります。

では肉球を噛む理由は、どのようなことが考えられるのでしょうか。ご紹介します。

1.体の調子を整えている

眠っている猫の黒い肉球

肉球には様々な役割があり、神経がたくさん通っている場所です。歩くときには温度を確かめたり、鋭利ではないかなどの「痛み」や「安全」を確かめたりするための非常に大切な場所でもあります。

そんな肉球をガシガシと噛むことで「調子は悪くないかな?」「ちゃんと感覚はあるかな? 」と痛みなどの感度を確かめたり、体の調子を整えたりするためにこのような行為をすると言われています。

感覚が敏感な場所だからこそ、日頃からのお手入れなのかもしれませんね。

2.違和感があるから

キャットタワーの上で眠る猫

猫は自分の体が「痛い」「痒い」「気になる」ということがあれば、グルーミングをして確かめたり、ガシガシと噛んだりして気にすることがあります。

これは体だけに限らず、自分の肉球も痛かったり痒かったりすると噛んで確かめているのです。

3.皮膚炎になっている

手を舐める猫

猫はただ痒くて噛んでいることもありますが、ノミやダニが原因によって皮膚炎を引き起こしたり、食物アレルギーが原因によって、皮膚炎などになったりしてしまったときなど、痒みの症状が肉球に出ます。

  • いつ見ても肉球を噛んでいる
  • 体全体を掻いている
  • 痒そうに走り回る

などといった行為があれば、「皮膚炎」を引き起こしてしまっている可能性もあるので動物病院を受診するようにしてください。

皮膚炎を放置していると、猫にとっても飼い主さんにとっても良くありませんので、早めに処置をするようにしましょう。

4.爪が剥がれているから

爪を出した猫の手アップ

猫は自分の爪が古くなり剥がれてくると噛んでとったり、爪とぎをしたりして新しい爪にします。そんなときにガシガシと噛んでいるのが、肉球に見えることもあるでしょう。

またアレルギーや遺伝的なものが原因によって、猫の爪が剥がれる病気を引き起こし、「狼そう様爪床炎」でもあると肉球を噛むことがありますので、爪が剥がれることが頻繁にある場合には病気を疑って動物病院へ連れて行くようにしてください。

5.ストレス

イライラした表情の猫

人間がイライラとすると爪を噛んだり、髪の毛を触るなどの癖がある人もいますよね。これと同様に、猫もストレスを感じると「自傷行為」をしてしまうことがあります。

しきりに肉球を噛んでいるなど、ストレスを感じている様子があれば「猫が快適に過ごせているか」ということを今一度確認するようにしましょう。

ストレスはそのままにしていると、それが原因によって他の病気を発症してしまうこともありますので、早めに発見してあげるようにしましょう。

6.特に理由はない

毛づくろいする猫

猫が肉球を噛んでいてもただ退屈であったり、理由がなかったりする場合もあります。人間が退屈なときに何かをするのと同じで、猫もただ肉球を噛んでみているだけなのかもしれません。

まとめ

手を口に当てている猫

猫の肉球はプニプニしていてとても 可愛らしいですよね。

そんな肉球をガシガシ噛んでいることがありますが、これは「正常に機能しているか」という感覚を確かめていたり、痒かったりすることが原因で噛んでしまっていることがあります。

ただ噛んでいるだけなら良いのですが、ノミやダニによる皮膚炎が原因で痒がっていることもありますので、様子を見てあげるようにしてくださいね。

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