恩人への愛
保護猫
トゥルーパーと名付けられた猫は、96歳のサラさんの事が大好きです。
2014年、ハックニー一家は生後約2週間のトゥルーパーを発見し、保護しました。
ファミリー・キャット
それ以来、トゥルーパーは、家族全員から愛されました。
特にサラさんがトゥルーパーといつも一緒に過ごしていました。
絆
家族のだれもが、トゥルーパーはサラおばぁちゃんのことが大好きだと認識していました。
でも、誰も本当にこの2人が深い絆で結ばれているとは、サラおばぁちゃんが深刻な状態になるまでは判っていませんでした。
愛
トゥルーパーはいつもサラおばぁちゃんのベッドの上で寝ていました。
更に、家中からサラおばぁちゃんのために贈り物をもってきます。
発作
時々、サラおばぁちゃは発作に襲われます。
するとすぐにトゥルーパーがサラおばぁちゃんの傍に来て落ち着かせようとします。
別れ
3月、サラおばぁちゃんはお誕生日の数日前に他界しました。
トゥルーパーは、悲しみに包まれました。
悲しみ
トゥルーパーは、サラおばぁちゃんの傍に誰も近寄らせようとしなかったそうです。
サラおばぁちゃんの亡骸が運び去られた直後から、トゥルーパーはごはんを食べなくなったそうです。
トゥルーパーはそんなに泣く子ではなかったのに、サラおばぁちゃんがいなくなってから家中泣き歩いたそうです。
思い出
トゥルーパーは、今はだいぶ立ち直ったそうですが、それでもサラおばぁちゃんの部屋に入ってタンスからおばぁちゃんのソックスなど身に着けていたものをすべて引っ張りだして、床に並べているそうです。
最後に
猫は、本当に愛した人のことをいつまでも忘れません。
筆者も可愛がっていた猫を置いて米国に旅立った時、数日間、家中、私の事を泣きながら探し回っていたと母が言ってました…
悲しい思いをさせてしまったことを、今でも悔やんでおります…