偉そうな猫たち
ふーんそれで?
「何か僕に言いたい事あるのかな❓❓」と言いたげなラグドールの令口くん。おてての曲がり具合がまさに偉そうな猫様ですね!
見下されてる?
物陰から、偉そうにこちらを見ている猫。鼻で笑われているような気がします。でも、かわいいので、こちらも思わず笑っちゃいますね。
気がついたら…
ふと視線を感じて上を見たら、猫が見下ろしていた…ということはないですか。高いところから偉そうに人を見る猫。人間がそこまで行けないことがわかっているから、優越感に浸っているのでしょうか。
木の上で怒る猫
偉そう、というより完全に怒ってますかね。こっちに来るなーと言っているんでしょうか。木の上は猫ちゃんたちの場所。人間は退散した方が良さそうです。
気分良さそう
こんなところで周囲を見回すことができるの、きっと猫だけでしょうね。気分良さそうと思ってしまいます。青空に映える白い猫ちゃん、ふわふわかわいくて、そして偉そうです。
キーボードと猫
ソファに座って、キーボードを抱えている貫禄ある猫ちゃん。自分は人間だと思ってるんでしょうか。
言うこと聞いてね
体の大きなゴールデンリトリバーに向かって命令しているような、偉そうな子猫ちゃんです。穏やなレトリバーが、仕方なく何でも聞いてくれちゃいそう。
堂々とした猫
片手を高いところに置いて、威厳たっぷりの猫さんです。金色の目で睨まれてるみたいで、怖いけどもふもふです。
寝姿
お腹を上に向けて爆睡中の猫ちゃん。すっかり安心しきっている、というか寝姿も偉そうですね。
こっちへ来るな
岩の上から偉そうに睨みをきかせる猫。縄張りを主張しているのでしょうか。
何か?
セクシーなポーズを披露してくれているくおん君。何か言いたげなまなざしと、お腹で折ったおててが偉そうなオーラを発しています。
ボールは飽きた
ボールは飽きたぞ。もっと他のおもちゃを持って来い、とでも言っているんでしょうか。偉そうな猫ちゃんに、言うことを聞いてしまいそうです。
猫が偉そうにしている理由
猫は人間を大きい猫だと思っている
偉そうな猫たちの写真をご紹介しました。猫を飼っていたり、猫と触れ合う機会の多い方は、あるあると頷いているかも知れませんね。それほど、猫が偉そうな態度をとるのはよくあること。猫のそんなところも魅力のひとつなんですけどね。
ではなぜ、猫は偉そうなのかというと、実は猫は人間を猫だと思っているのだそうです。イギリスのブリストル大学で猫の行動研究を行っているジョン・ブラッドショー氏の研究によると、猫の人間に対する行動は、他の猫に対する行動と同じなのだとか。たとえば、犬は犬同士で遊ぶと時と人間と遊ぶ時では、遊び方が異なるのですが、猫の場合は、猫同士でも人間とでも、遊び方に変わりはありません。
ただし、人間は猫のように俊敏には動けません。そのため、猫は人間のことを不器用で鈍くさい大きい猫と認識しているようです。
猫は単独行動なので気分屋
猫は人間を不器用で鈍くさい猫だと思っています。猫は、犬のように従順ではなく、名前を呼んでも来なかったり、逆に飼い主の邪魔をしたり。犬と違って偉そうですよね。猫は人間をばかにしているのではないかと思ってしまいます。
でも不器用で鈍くさいからといって、猫は人間をばかにしているわけではないようです。それは、猫が飼い主にスリスリしたり、甘えたりする行動に現れます。猫は、自分より劣っていると考える猫にすり寄ったりはしないそうです。
また、猫は気分屋なので、人間に対して甘えたい時はお母さんのような存在、遊びたい時はきょうだいのような存在、というふうに思っているそうです。餌が食べたい時は甘えてみたり、そうでない時は知らんふりしていたり。猫はコロコロ気分が変わりますよね。猫が気分屋なのは、猫がもともと単独行動の動物だからです。群れで生きる動物と違って、他の猫に媚びる必要がありません。そのため、そっけなくて偉そうに見えるのでしょうね。
猫は賢いので、人間の言葉をある程度理解しています。人間の声を覚えるそうです。自分の名前や、褒めてもらう時、餌をもらう時など、よくわかっている感じですよね。猫にとって都合の良いことばかり覚えているような気がしますが、そこも偉そうといわれる所以なのでしょう。
猫は家畜ではない
人間が猫を飼う理由は、家畜にするためではありませんでした。家畜化された動物たちは、長い時間をかけて目的に沿うように改良されてきたのですが、猫はそうではありません。猫は、人間の近くで棲息するネズミを捕食するために、自ら人間の近くに来るようになりました。穀物などを荒らすネズミを退治してくれる猫を人間はありがたがり、食事や寝床を用意するようになります。猫は家畜として飼いならされていたわけではなく、人間のそばで自由に生きてきたのです。そのため、猫は他の動物とは違い、偉そうなのでしょうね。
まとめ
飼い主を見つける目や態度がどこか偉そうな猫たち。それは、猫が人間を猫だと思っているからであり、猫が家畜として飼われていたわけではなく、人間と対等に生きてきたからでした。単独行動という習性も、猫が偉そうな理由のひとつです。
マイペースで、飼い主の思うようにならない猫ですが、決して人間をばかにしているわけではなく、甘えてきてくれたりします。偉そうな顔もかわいい猫たち。ネズミを捕るためとして飼われてきた猫たちも、今やすっかり癒しの存在になっていますね。