野良猫が家庭猫として幸せになるまでの記録
出会い
それはある7月の夕方の事でした。
野良猫が道路際にポツンと座っていたところに出くわせました。
この子に家族がいるのかどうかわかりません。
でも、見る限りしばらく何も食べてないと思われました。
信頼
お腹を空かせているだろうこの子にフードを与えてみました。
最初は警戒していましたが、なんとか信頼を得ることができたようで近寄ってきました。
習慣
その後、裏庭に来るその子に毎日、キャットフードと水と猫用ミルクをあげる習慣をつけました。
食事を与えることを習慣にすることで、自然と距離が近くなっていきます。
ついに
毎日食事と飲み物を与え続けた結果、すぐにこうなりました!
命名
この子は”グリジ―”と名付けられました。
要求
そしてすぐに家の中に入れてくれと要求するようになりました。
家猫
とうとうグリジ―は家庭猫の仲間入りをすることができました。
最後に
家もなく外で暮らす猫達は、安らぎの時間は一瞬たりともありません。
そんな子と出会ったら、できる限りの事をしてあげて下さい。
保護っこたちがいつも手いっぱいになっている動物愛護ボランティアに丸投げするのではなく、出会った一人一人がこうして助けの手を差し伸べることができれば、不幸になる子はやがていなくなるかもしれません。
不幸な子達を減らすためには、あなたの愛と手助けが必要なのです…