心優しい男性に発見された子猫
出会い
2018年1月、米国カリフォルニア州ロングビーチで木工製品の工房を営んでいるジャスティンさんは、自宅向かい側で生後約2か月くらいの黒い子猫を見つけました。
子猫は彼を見ると近づいてきて、ニャ~とか細い声で鳴いて彼の注意を引きました。
「子猫は明らかにお腹を空かせていました。」とジャスティンさん。
確認
ジャスティンさんは、子猫に母や兄弟の家族がいないか、周辺の人々に訊いてみましたが、誰も子猫の事は知りませんでした。
里親
ジャスティンさんは、子猫のことをそのまま放っておけず、自分の工房に連れて帰りました。
子猫はジャスティンさんに頭を擦り付けて甘えてきたそうです。
その様子を見て、ジャスティンさんはこの子の里親になろうと決意しました。
子猫は”グリズリー”と命名されました。男の子です。
工房で
グリズリーは工房でのジャスティンさんとの生活がとても気に入ったようです。
ジャスティンさんが物作りをしているところをいつも傍で見て過ごしています。
ジャスティンさんは、グリズリーをよく肩に乗せて仕事をするようになりました。
虜
ジャスティンさんは、グリズリーに完全に心を奪われてしまいました。
工房ではグリズリーと常に一緒にいます。
「彼は僕にとって最高のパートナーです。彼はよく遊び、よく甘えて、よく寝る子です。
僕は彼の虜になってしまいました。」とジャスティンさん。
影のように
グリズリーはジャスティンさんの後を常についてきます。
それはまるで影のような関係です。
もう誰にも二人の仲を離せません。
成長
グリズリーは、ジャスティンさんの元で、順調に成長しています。
インスタ
ジャスティンさんは自分の作品をインスタグラムで公開しています。
その中に時々、グリズリーの愛らしい姿も登場します。
グリズリーの成長を時々覗いてみませんか?
看板猫
ジャスティンさんの工房を訪れる人々も、今ではすっかりグリズリーに夢中です。
グリズリーは、ジャスティンさんの工房の看板猫として大いに活躍しています。
スケボー
ジャスティンさんは自身もスケボーをやっているのですが、工房では主に個性的なスケートボードを制作しています。
訓練
ジャスティンさんはグリズリーをスケボー猫にしようと現在訓練中みたいです。
ネットニュース
ジャスティンさんとグリズリーのことは猫の人気サイトであるLoveMeowでも取り上げられています。
http://www.lovemeow.com/homeless-kitten-follows-man-home-2559823390.html
最後に
偶然道で出くわしたお腹を空かせていた子猫を放ってはおけないと、すぐに保護した心優しい男性は、その結果として、最高のパートナーを得ることになりました。
日本では猫虐待事件が全国各地で相次いでいます。
また、虐待の様子を動画にあげて、それを煽る人たちも大変増えています。
とても悲しい現実があります。
野良猫や捨て猫を見つけたら、あなたはどうしますか?
虐待する悪魔と化しますか?
それとも、救いの手を差し伸べていただけますか?
そのどちらでもなく、気にとめることもなく無視してしまいますか?
あるいは、気になるけど自分は飼えないから無理と目をつぶりますか?
保健所連れていく人もいらっしゃいますね。でもそれは結果として、殺処分されてしまう方が多い事は知っていますか?
助けを必要としている小さいな命が目の前に現れたら…それが猫であろうとなんであろうと、助ける、助けようとすることが人間として一番自然な行動のはずなのですが…
偶然、あなたが助けを必要としている猫達と遭遇したならば、それはあなたの人間性が試される瞬間なのかもしれません…
※尚、この記事及び写真と動画の投稿は、ジャスティンさんの承諾を得て行っております。