子猫のビルと猫嫌いの父親
里親
学生のヒラはロサンゼルスの『NKLA』ペットアダプションセンターから、ビルという名前の子猫の里親になりました。
ビルは新しいお家にすぐに馴染みました。そして里親になってくれたヒラのことを母と慕い、とても愛しています。
不安
ある時ヒラが、友人と1週間の旅行に行く事になりました。
そのため、ヒラの両親にその間ビルの一時預かりを頼みました。
しかし、父親は反対でした。家族が以前飼っていた猫のブッバのように、家中汚すのではないかという不安があったからです。
説得
ブッバはお外と室内とを自由に行き来している猫でした。
それで泥だらけで戻ってきて、家中足跡を付けていたそうです。
でもビルは外に出ないし、トイレの躾もできています。そう言って父親を説得しました。
「一週間だけ預かってほしい。」と。
父親も「他にあてがないんだったら、一週間だけ。」と了承してくれました。
仲良し
ヒラは旅行中ずっと心配でした。
しかし、問題は一切ありませんでした。
それどころか、数日後に父親が送ってきた写真に驚きました!
ビルは、父親とすっかりうまくやっていたんです!
変化
猫に対してあまりいい印象を持っていなかった父親が、ビルと一緒に過ごしたことで考え直したことをヒラは喜びました。
父親は最終的に、猫がどれだけ素晴らしいかを実感したのです。
最後に
一時預かりに対して最初は難色を示していた彼女の両親は、一週間後、ヒラがビルを迎えに来たことに難色を示したそうです。もっと一緒にいたかったのかもしれませんね。