猫に対して過保護になっているかもしれない4つの飼い方

猫に対して過保護になっているかもしれない4つの飼い方

猫に過保護になっていると猫にとっても良くないことがいくつもあります。では、どんな飼い方が過保護だと言われてしまうのでしょうか。

猫の過保護な飼い方

グレーの猫を抱き上げてキスをする女性

猫をお世話することは良いことですが、必要以上に飼い主さんが溺愛して過保護になってお世話をすることは、猫にとっても良くないこともあります。

では、過保護な飼い方とはどのようなことが、あげられるのでしょうか。

ご紹介させていただきます。

1. 猫に人間の食べ物を食べさせる

飼い主の食べているケーキを欲しがる猫

同じお箸やスプーンで食べ物を与えてしまうこともいけませんが、猫が飼い主の食べ物を欲しがったとしても人間の食べ物を与えてはいけません。

人間の食べ物には調味料などによって「塩分」が多く含まれており、猫にとって体に悪影響を及ぼす可能性があるからです。

また、人間の食べ物の中で、玉ねぎやネギ、チョコレート、その他にも猫が食べてしまうと「中毒」によって命に関わる食べ物もたくさんあります。

欲しがれば過保護に何でもあげるというスタイルは、やめるようにした方が良いでしょう。

2. 猫と口と口でキスをする

猫とキスをする女性

大切な愛猫は、本当に可愛らしいですよね。

愛情があるのはもちろん良いことですが、それをキスで表してしまうのは「ズーノーシス(人獣共通感染症・動物由来感染症)」になってしまう可能性があります。

挨拶で鼻をチョンっとくっつけるくらいであれば大丈夫ですが、口と口はおすすめできません。

3.猫缶やパウチしか食べさせていない

飼い主の手からご飯を食べる猫

猫ってウェットフードが大好きですよね。しかし猫が缶詰やパウチなどを欲しがったとしても健康な猫であれば毎日与える必要はありません。普段の食事はドライフードを与えるようにして、体調が悪い時やご褒美の時などに与えるようにしましょう。

また、猫のウェットフードはドライフードに比べて歯に付着しやすいと言われていますので、歯周病などのお口のトラブルになりやすいです。猫にウェットフードを与える時は、猫の健康のため与えすぎに注意しましょう

「猫のために」と思ってしてあげていることかもしれませんが、愛情と過保護は区別して、お世話をしてあげなくてはいけないでしょう。

4. 猫に1人の時間を与えない

ベッドの上で猫を抱きしめる女性

猫はマイペースで気分屋、もともとは単独行動を好む動物です。

飼い主さんが溺愛しすぎるあまりに、いつも抱っこをしていたり、べったりとしたりしていると、猫は運動不足になってしまったり、睡眠不足になってしまったりする可能性があります。

健康面を配慮すると、猫にも「1匹になる時間」つまり、時には距離も必要ということです。

キャットタワーを設置して、1匹で高い場所で伸び伸びと過ごさせてあげたり、キャットハウスなどパーソナルスペースを設けたりして、1匹で過ごすことができる時間も作ってあげてみてください。

飼い主さんが過保護にしていたときよりも猫らしく、活発で元気な姿を見ることがきっとできますよ。

まとめ

猫と人の手で作ったハートマーク

猫って本当に可愛くて大切にしてあげたいですが、愛情と過保護になることはきちんと区別してお世話をした方が、飼い主さんと猫のためになるでしょう。

猫を過保護にしてしまうことは、猫の「健康面」そして「成長面」にとって、悪影響を及ぼす可能性もありますから、今一度過保護になりすぎていないか、考え直してみてくださいね。

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