帰宅するたびに違うセーターを着ている愛猫の秘密
動物保護施設からお迎えした猫
「パパ・レグバ」は保護施設からやってきた黒猫。新しいお家では、とても落ち着いた様子で部屋の隅に座り、静かに周りを観察していました。そして、各部屋の探索、おとなしく食事、優雅にお昼寝…と家猫ちゃんとして、すぐに馴染んでいました。
新しい生活が始まってからしばらくすると、お外に興味を示すように。最初はお庭をちょっと探索するだけだったのが、少しずつ距離が伸びて行き、お出かけ時間も長くなりました。
でも、お利口さんなパパ・レグバは、遅くなってもちゃんとお家に戻ってきました。
謎のセーター
ある日、お出かけしていたパパ・レグバが、なんと「セーター」を着て帰ってきました!ボロボロでも汚くもなく、それはサイズをピッタリ合わせた手編みのセーターだったのです。
飼い主さんは何かのいたずらかと思いましたが「考えても考えてもわけが分からず、もう考えないようにした」とのこと。
いったい誰が着せたのでしょうね…。本当にサイズもバッチリです。
考えないようにした飼い主さんでしたが、その後もパパ・レグバは違う服を着て帰宅するようになりました。柔らかい生地のシャツだったり、手編みのニットだったり…いつも綺麗で違うデザインの服です。
パパ・レグバは嫌がる様子もなく、むしろ自慢しているかのように座っています。
愛猫からは馴染みのない香りがし、被毛も丁寧にブラッシングされた形跡があることから、飼い主さんはパパ・レグバには「秘密の生活」があると確信しました。
パパ・レグバは2つのお家で生活していて、確かに言えることは「両方の家族からとても愛されている」ということ。
2つの家族
飼い主さんは、真相を追求することはありませんでしたが、愛猫を外に出さないようにしました。
すると、パパ・レグバはドアの前に座り「開けてくれるまで動かない」というかのように、断固としてお外に出たい様子。根負けしてお外に出した飼い主さんでしたが、なんと2日間帰って来なかったのです!
帰宅したパパ・レグバは、案の定、新しいセーターを着ていました。
誰が服を着せているのかミステリーのままでしたが、飼い主さんは「ちゃんと戻ってくるのだし、どこで過ごしたいかは愛猫の選択だから」と、パパ・レグバの2つの生活を受け入れることにしました。
愛猫が戻ると、着ている服を脱がし、我が家モードで優しく撫でて、お気に入りの場所でパパ・レグバがくつろぐのを見守っています。
まとめ
いったい誰が服を着せてあげているのか気になるところですが、猫ちゃんの好きなようにさせてあげている飼い主さんが素敵ですね。
きっとご近所に迷惑をかけているのではなく、別の家族からも愛されているとわかってのことでしょう。「服を着ている猫」と「普通の黒猫」の2つの生活を使い分ける猫ちゃんも、謎めいていていいですね。
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