謎のメモと一緒に置き去りにされた猫
施設の玄関に置き去り
ペンシルベニア州にある動物施設の玄関に置かれたダンボール箱。中には怪我をした猫と、手書きのメモが入っていました。
施設のスタッフは、すがるような目で見ている猫をすぐさま室内へ連れて入りました。その怪我はすぐに手当が必要でしたが、辛いであろうにも関わらず、猫は落ち着いていて、人間を信頼して身を任せています。
かつては愛されて育ったペットだったということは、明らかでした。
メモには…
「僕の名前はフェリックス。
足の怪我を手当てして、食べ物をください。
僕のママにはもう僕を飼う余裕がありません。
僕はとてもフレンドリーでいい子です。
どうか、新しい家族を見つけるのを手伝ってください。
ありがとう」
と書いてありました。
飼い猫だったにも関わらず、突然置き去りにされて、どんなにか心細かったでしょう。
悲しいことに、施設の前に犬や猫を捨てていく人は、決して珍しくないのだそうです。虐待というわけではなく、生活に困窮してしまったり、その他の事情でやむを得ず置き去りにするケースも多いとのこと。
治療と回復
施設の生活に慣れてきたフェリックスは、人がそばに来ると前足を伸ばして甘え、信頼していることを伝えてくれているようです。この愛情深いフェリックスに早く家族が見つかるといいですね。
永遠の家族
そして奇跡がやってきました!お迎えするペットを求めて施設を訪れた家族の目に留まったのは、フェリックスのフレンドリーで優しい眼差しでした。
「この子だ!」と感じた家族は、フェリックスを「うちの子」としてお迎えすることに決めました。
今では、愛情たっぷりの家族のもと、日当たりの良い窓辺で穏やかでハッピーに暮らすフェリックスです。
まとめ
施設の方は「いろいろな事情で飼えなくなった時は、置き去りにするのではなく、相談できるところはきっとあるはずなので、まずはそういうところを頼って欲しい」と語っています。置き去りにするよりは安全ですし、違った解決方法があるかもしれません。
何はともあれ、フェリックスが新しい家族のもとでハッピーに暮らしていてよかったですね!
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※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
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