茂みの中から助けを求める声がハッピーライフへとつながる幸運のドアを開いた!
茂みの中から
獣医のブリーさんが歩いていると、茂みの中で鳴いている子猫を見つけました。子猫はひどく痩せていて、片目はダメージを負って潰れています。茂みのトゲトゲした植物に絡まった足を抜こうともがいていたのか被毛が散らばっていました。
長毛種であることから野良の子どもではなく、病気を持って生まれた子猫の対処に困ったブリーダーが捨てたものと思われます。
必死に助けを求めて鳴く子猫を放って置けなかったブリーさんは、自身のペットクリニックに連れ帰ることにしました。
診察の結果、リングワーム等の感染症にかかっているほか、目の傷は重症で、残念ながら片目を失うことになってしまいました。
苦痛から解放してくれたことに感謝するようにブリーさんに鼻を擦り付けて喉を鳴らし甘える子猫は「ペルシャ」と名付けられました。
順調な回復
ブリーさんは自身のペット同様に愛情を注ぎ治療をしてくれました。その甲斐あって順調に回復したペルシャに永遠の家族を探すことに。
やっと見つかるも...
甘えん坊でチャーミングな性格のペルシャに里親さんが見つかったと思われたのですが、特別なケアが必要なペットを飼うことの大変さを知った里親家族は、すぐにペルシャを手放してしまったのです。そして2軒めの家族の元からも戻ってきてしまいました。
今度こそ
2度のトライアル失敗を経験したペルシャの境遇を思いブリーさんは胸が締め付けられました。悲しみにくれる中、3度目の里親さん候補が名乗り出てくれました。
新しい ”ご両親” は、永遠のお家と「リミー」という新しい名前をプレゼントしてくれました。
そして、新しいお家には先住のきょうだいもいます!リミーはずっとこの家で一緒に過ごしていたかのようにみんなとすぐに仲良くなりました。
他のきょうだいのように木登りしたり、レーザーポインターを追いかけることはできませんが、リミーは十分に生活をエンジョイしているとのこと。
安心して暮らせる永遠の家族のもとで幸せにと願うばかりです。
まとめ
「いらないから捨てる...」というブリーダーは、命を商品としか見ていない、どこか感覚が狂ってしまったのかと、とても納得がいくものではありません。リミーの命の叫びがブリーさんに届いて本当に奇跡ですね。これからも、ずっと幸せが続きますように。
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