家族に置き去りにされた猫
置き去り
ニューヨークにある動物保護施設に「猫がゴミだらけのアパートの１室に置き去りにされている」との通報がありました。
駆けつけた施設のスタッフですが、部屋に猫の姿はありません。さらに探すと、キッチンのキャビネットに隠れているのが見つかりました。
キャビネットが開くと、アラームが作動したかのような大声で鳴き始める猫。しかし、怯えたように隅でうずくまったまま出てこようとはしません。
優しく話しかけるスタッフに心を許したのか、猫はキャビネットから恐る恐る出てきてくれました。そして、部屋の中を歩き回り始め、つま先だって窓の外を覗いて鳴いています。
その光景は、まるで家族を探しているかのようでした。
「ねえ、みんなどこにいったの？」
引っ越した元飼い主に置き去りにされたのでしょう、家族を探す猫の姿に胸が痛いです。
施設へ
パニックになったかのような鳴き方で何かを訴えていた猫は、施設へ運ばれる途中のキャリーの中で落ち着きを取り戻していきました。
施設に運ばれた猫は「レオナルド」と名付けられました。人間に捨てられた辛い経験をしたにも関わらず、レオナルドはとてもフレンドリーで優しく、人々の心を掴みました。
レオナルドの健康状態は良好で、すぐに里親募集ができそうです。
新しい家族のもとへ
レオナルドは施設に訪れる人々にもとてもフレンドリー、顔を近づけてちゃんとご挨拶も♪
そんな可愛いレオナルドに新しい家族が決まるのに時間はかかりませんでした！今ではパーフェクトな環境でゆったりと安心して過ごしています。
まとめ
引っ越す時にペットを置き去りにするという発想がまったく理解できません。突然一人ぼっちにされて戸惑い、恐怖しかなかったであろうと考えるといたたまれませんね。
それでも人間を信頼してくれるレオナルドが、ずっとハッピーで安全に暮らしていけるよう切に願います。
- 悲しげに家族を探していたレオナルドが安心して暮らせるようになるまでの軌跡はこちら
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