飼い主の身勝手で捨てられた猫が幸せな生活をゲットするまで
引き渡された猫
フィンランドにある動物保護施設に1匹の猫が飼い主によって引き渡されました。理由は「猫用トイレを使わずに粗相をするから」というものでした。
施設のスタッフは「元飼い主は、猫がなぜトイレを使わないのか理由を突き止めることなく捨てたのです」と話します。猫ちゃんに一体何があったのでしょうか...。
猫ちゃんの名前は「ディクシー」、とても怯えています。スタッフはきちんと向き合ってくれる里親さんを一刻も早く探さなければならないと考えました。
施設から引き取られていくペットの多くは、赤ちゃんか年齢の若い個体で、それ以外は生涯をケージの中で過ごすか安楽死を選択されます。
その上、粗相をしたり怯えたりする原因かはわかりませんが、元飼い主はディクシーの爪をすべて抜いていたのです。
検査の結果
検査の結果、重度の尿路感染症にかかっていることがわかりました。トイレ以外で粗相をするのはその症状の1つのようです。
施設のスタッフの言うとおり、元飼い主は原因を突き止めようともせずにあっさり捨てたのです。
その上「呼吸器感染症」も患っているのに放置されていたディクシー「その行動を観察した結果、長年にわたる虐待があった」と結論付けられました。多くの時間をベッドの下に隠れて過ごしていたと思われます。
ゴロゴロと喉を鳴らし始めた
施設のスタッフはディクシーの健康や社交性を取り戻すためにとても努力してくれました。
そして必要な手当を受けたディクシーは、ポジティブな変化を感じ取ったのか心を開き始め、ゴロゴロと喉を鳴らし、甘えるようになりました。
そして、ついに猫用トイレを使えるようになったのです!
パーフェクトな飼い主さんとの出会い
その後、しばらくしてディクシーに新しい家族が見つかりました!
新しい飼い主のダニーさんはディクシーに一目惚れ、ディクシーもすぐさまダニーさんに近づき手を舐め始めたそうです♪そしてすぐに家族として迎え入れることを決めたのでした。
こうして、ディクシーは長年必要としてきた愛情とケアを手に入れました。今では、お互いなくてはならないベストフレンドとしてパーフェクトな毎日を過ごしています。
まとめ
粗相をする原因を突き止めようとしなかったばかりか、なんと虐待までしていたとは。こういう人たちはもう2度とペットを飼わないで欲しいですね。
ディクシーにはこれから先ずっと安心で穏やかな生活を満喫して欲しいと願います。
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