人間に虐待されたにも関わらず人間を信じた子猫が幸せをゲット
帰り道で
仕事帰りの女性がどこからか聞こえる子猫の声に気づきました。声のする方に向かうと、それは道の脇に放置されたダンボール箱の中から聞こえています。
捨てた人間は子猫の命がどうなっても構わなかったのでしょう、そのダンボール箱はガムテープで密閉されていました。
すぐさま箱を開けた女性の目に飛び込んできたのは、こちらをじっと見上げる可愛らしい子猫でした。
しかし子猫はとても警戒しており、女性が手を差し伸べると飛び上がるほど怯えています。箱の底を見ると血痕らしきものが見られます。どこか怪我をしているのでしょうか。
虐待されていた
動物病院で診察を受けたところ、子猫は生後約2ヵ月。やはり怪我を負っており、高いところから落ちたか、噛みつかれたかだろう...との見方でした。
しかし詳細な検査の結果、尻尾と後ろ足の怪我はその切り口の状態から “人為的に” 付けられたものであることがわかりました。
治療中、薬が染みるのか絶叫する子猫を見てどうすることもできない女性は「まだ生後2ヵ月のこの子が、こんな酷い目に遭うような何をしたというのか」とただただ涙を流すだけでした。
順調に回復
手遅れになる前に動物病院で手当を受けることができ、子猫は後ろ足を失わずにすみました。
適切な治療のおかげで順調に回復していく子猫は、数週間動物病院で過ごした後女性宅でケアを受けることになりました。
人間への信頼を取り戻す
生後わずか2ヵ月で残酷な虐待を受けた子猫は、女性の献身的なケアで再び人間を信頼してくれるようになりました。
そして、こんなに可愛らしく成長!手遅れになる前に女性が見つけてくれて本当によかったですね。
まとめ
人間からどんなに酷い仕打ちを受けても、再び人間の優しさに触れた動物は無条件の愛情で許してくれます。動物たちのこのピュアな世界を裏切った虐待者には怒りを覚えます。
これからは、そんな残酷な人間に出会うことなく優しい飼い主さんと一緒に安心して過ごせることでしょう。救ってくださったみなさんに感謝です。
- 子猫の保護当時から成長する軌跡はこちら
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
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