被毛もない異様な姿から見事な美猫へ
玄関ベルが鳴る
ある夜エレンさん宅の玄関ベルがなりました。エレンさんがドアを開けると、そこには段ボール箱がひとつ置かれていました。中にはとても小さな “生き物” が…。
よく見てみると、その生き物は被毛のない生後間もない子猫でした。その異様とも言える姿からなのか、無責任な誰かが尊い命を別の誰かに押し付けて行ったのです。
誰も近づかない
エレンさんの家族は、被毛がほとんどなく大きな耳や膨らんだ目を持つ子猫の異様な姿を見て怖がり、誰も近づこうとはしませんでした。
しかしエレンさんだけは、この子を放置したり施設に引き渡すことができずにシリンジでミルクを与えてケアを始めました。
幸運なこの子は、適切なケアのおかげで日に日に体力が増し順調に成長。外見も以前のような異様さは無くなってきました。
驚愕の真実
「子猫の独特な姿は猫種によるものでは?」と考えたエレンさんは動物病院の専門家に子猫を見せることに。
そしてこの子は「ピーターボールド」(毛のない猫種のドンスコイとオリエンタルショートヘアを交配した種)という種類の猫だったことがわかりました。
この優しくて人懐っこい性格のピーターボールドは、市場では数百から数千ドルの価格がついている珍しい猫種で、この子を捨てた元飼い主がなぜ手放したのかは謎のままだそうです。
美しいく成長
日々成長する猫をエレンさんの家族も愛情深く見守ってくれるようになり、すっかり家族の一員です。
だんだんとベルベッドのような被毛と緑がかった目が確認できるようになってきました。どのような姿になるのか楽しみですね。
そして、こんなにも見事な美しい猫に成長したのです!
まとめ
エレンさんのお母さんには動物の被毛にアレルギーがあるので、ずっとペットを飼えなかったのだそうですが、毛のない種類のこの子なら大丈夫。
エレンさんは「誰かが玄関に置き去りにして行ったのは、きっと運命のギフトだったのだ」と思っているそうです。
放置せずにしっかりとケアしてくださったエレンさんに感謝です。
- 異様な姿で発見されてから美しい猫に成長する様子はこちら
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