猫を保護して3週間が経過し、少しずつ体も回復してきた頃に起きた嬉しい変化。
飼い主さんの作業を可愛く邪魔して、構って!とアピールできるくらい自由気ままに振る舞えるようになった猫に、愛情をたっぷりかけてきた飼い主さんたちの喜びもひとしおです!
YouTubeで48万回以上再生され、100件を超えるコメントも寄せられた、保護猫との暮らしの一場面をご覧ください。
回復途中の甘えんぼうな保護猫
駐車場の片隅で瀕死の状態で保護された白黒ハチワレ猫の「黒豆(くろまめ)」ちゃんは、飼い主さんのお家で暮らし始めてから3週間が経ち、徐々に回復しつつありました。
人や他の猫にも移ってしまう皮膚の真菌症など、まだ様々な治療の途中でしたが、ケージの前で飼い主さんがごそごそとお世話の準備を始めると、ケージの扉が開くことを期待して、出る準備万端で待つくらい生き生きとしています。
飼い主さんがお世話を始めると、ご機嫌な様子でなでられに来て、トイレ掃除もすぐ隣に伏せて見守るなど、献身的にお世話してくれる飼い主さんたちに随分と心を開いているようです。
人が大好きな黒豆ちゃんは、飼い主さんの膝の上に乗ると、体をよじのぼろうとするくらい甘えんぼう。
まだこの時は、皮膚の感染症対策で接触範囲に制限を設けていたのもあり、思う存分のぼらせてあげることはできませんでしたが、体調が少しずつ落ち着きを見せ、膝の上でリラックスできるようになったことは嬉しい点でした。
元気になるにつれて、飼い主さんがお部屋の中で作業している間は自由に探検できるようになったのも、体力が戻り始めた証です。
素直な感情表現は飼い主さんにとって大きな喜び!
この日の黒豆ちゃんは、飼い主さんがトイレ掃除などの作業が終えるまで待てなかったようです。
「まだ終わらないの?」と言いたげに近づき、飼い主さんの体に手をかけ、構ってほしいことをアピールしています。
さらには、しっぽを立てたまま飼い主さんの体に頭突きをして、飼い主さんの作業を可愛く邪魔してしまいました。
トイレ掃除を終え、飼い主さんがご飯の整理を始めてからも、黒豆ちゃんは作業中なのもお構いなしで膝の上に直行します。
ついには、あぐらで座る飼い主さんの膝に乗ったまま落ち着き、いつのまにか居心地良いスペースを作り上げてしまったようです。
そんな黒豆ちゃんをどかすこともなく、したいようにさせたまま、飼い主さんはテキパキと作業を続けました。
甘えたいことや、したいことを素直に表現できるようになったのも、衰弱していた黒豆ちゃんが元気になってきたからこそできること。
膝の上に乗ったまま堂々と居座るのも、作業中に「私を見て!」と前足でアピールしてくれるのも、飼い主さんたちにとっては可愛らしい行動です。
体が回復してきてできるようになったこと
この3週間で、黒豆ちゃんは思った以上に回復を遂げていたようです。少し高い位置に飼い主さんが腰かけていても、甘えられるならと勢いよくジャンプ!
保護したばかりの頃では考えられなかった猫らしい動きを見て、飼い主さんも喜びます。
飼い主さんの膝の上でまったりとくつろぐ黒豆ちゃんの足先を見てみると、フミフミする仕草も。外で暮らしていた頃に、ここまで安らげる時間はあったでしょうか。
今では甘えたい時に甘えられる飼い主さんがいて、目を合わせて「なでて」と伝えると、すぐに優しい愛情をくれます。
ケージだけでの生活もそろそろ終わり。まもなく家猫生活の次のステップに移ることができそうです。
こちらの投稿には、『愛が通じてるんでしょうね!本来の猫らしい仕草も戻ってきてて、本当に良かった!』『豆ちゃん 本当に幸せそう』『当初より見違えて元気になってきましたね!主様の献身的なお世話の賜物ですね』など、祝福や称賛の声が多く集まりました。
その後、黒豆ちゃんは肺水腫などの命の危機も乗り越え、飼い主さんのお家で先住猫たちとともにのびのびと暮らせるようになっています。
甘えんぼうでやんちゃな姿は他の投稿からもご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
黒豆ちゃん、飼い主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!