20歳の老猫は突然施設のケージの中へ
住み慣れた家から施設へ
老猫の名前は「ディーゼル」。飼い主の離婚により20年間住み慣れた家から突然保護施設へと送られました。飼い主は、どちらがディーゼルを引き取るかの結論が出せずに施設に引き渡したのです。
「なぜここにいるのか」と困惑している様子のディーゼル。
Facebookに投稿されたディーゼルの物語
事情がどうであれ、住み慣れた家から施設へとやってきた老猫は人々の同情をかいました。ある日、施設のスタッフであるトレーシーさんは、ディーゼルの新しい家族を探すためにこのお話をFacebookに投稿。
そして、その投稿はある女性の目に留まりました。翌朝、さっそくディーゼルに会いに来た女性は、すぐさま家族として迎えることにし、一緒にお家に帰ることに。
ケージから出されたディーゼルは、女性に会っても何の感情も表しませんでした。突然人間に裏切られた心は閉ざされてしまったのでしょう。
新たなお家
新しいお家での初日、ディーゼルは隠れて丸一日姿を見せませんでした。
翌朝になり、キッチンに姿を表すと「僕を置いてどこにも行かないよね?」と言っているかのような表情で女性を見上げていたとのこと。胸が痛みます。
女性はハグしながら「もう大丈夫だからね」と優しく語りかけ、食べ物を与えました。
新しい家族
ディーゼルは、獣医さんで綺麗に体を洗い絡まった被毛を剃ってもらいました。これから綺麗な新しい被毛が生え揃ってくるでしょう。
先住猫にも紹介しました♪
「よろしくにゃ」
今では、たっぷり愛情を注がれて世界一ハッピーなディーゼル、もう1人ぼっちになることはありません。
まとめ
動画のコメント欄にもありますが、どちらが引き取るかという話し合いの結果が「保護施設に引き渡す...」というのはなんとも悲しい話です。特に、こんなに長生きしてくれた猫ちゃんですから最後まで面倒を見て欲しかったですね。
人間に裏切られ閉ざされた心を再び開かせてくれた新しい飼い主さんとのハッピーな生活がずっと続きますように。
- ディーゼルのハッピーな軌跡はこちら
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
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