傷ついた高齢の野良猫を保護
ある日現れた野良猫
ニューヨークでの出来事、あるお宅の玄関ポーチに1匹の野良猫が現れました。
前足をかばうようにたたずむそのチャトラ猫は高齢のようです。
食べ物をあげようと近寄ってよく見てみると、かばっている前足は明らかに酷い怪我を負っています。
この家の住人は、動くたびに痛みに耐えるような様子を見せる野良猫をロリーポップ・ファーム(Lollypop Farm)という動物保護施設へと連れて行くことにしました。
珍しい肉球の病気
獣医の診察の結果、推定10歳であること、猫は歩くたびに激痛を感じていることがわかりました。原因は怪我ではなく、肉球の腫れや軟化を伴い、出血や歩行困難に陥る珍しい病気であることがわかりました。
幸いなことに治療が可能だということで「バスター」と名付けられたチャトラ猫は、施設で治療を受けることになりました。
順調に回復
バスターの前足には包帯が巻かれ、抗生剤の投与が始まりました。
まるでこれが “治療” だとわかっているかのようにバスターは大人しく従いました。お利口さんですね!
バスターの傷は徐々に回復していき、人間とのコミュニケーションもスムーズになって行きました。
バスターの前足の包帯は数週間巻かれていましたが、違和感があるのか引っ張って包帯を取ろうとするため、エリザベスカラーのお世話になる期間も。
バスター、もう少し我慢しようね...。
包帯も取れて
それからさらに数週間が過ぎ、ついに包帯とカラーが取れました!
もう、ほとんど完治しています。
約2ヵ月間の治療を終えたバスターは、里親募集ができるまでになりました。
家猫としての生活がスタート
里親募集が始まってから2、3ヵ月後、ついに永遠の家族が決まりました!
とても人懐こくて優しい性格のバスターですから、新しい飼い主さんのもとでの生活にもすぐに慣れて、幸せに暮らしていけることでしょう。
まとめ
野良猫生活を何年間送ってきたのかは不明ですが、野良猫としては珍しい10歳という年齢ですから飼い猫であった可能性が高いとのことです。
何はともあれ、肉球の病気も癒えて新しい家族のもとで安全な家猫生活が送れるようになって本当によかったですね。助けてくださった方々に感謝です。
- バスターの回復の軌跡はこちら
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