捨てられた老猫、施設から“お家”へ
高齢の保護猫
ワシントン州にある動物保護施設に、「もう面倒を見られなくなった」という理由で18歳の老猫が引き渡されました。
名前は「サミー」。
18歳という高齢のサミーに、新しいお家が見つかるのは奇跡に近いと思われました。しかしスタッフは他の保護猫同様、施設のウェブサイトやSNSに里親募集の投稿をすることにしました。
新しい飼い主さん現れる
里親募集の投稿からしばらくして、ティムさんという男性から連絡がありました！
ティムさんはサミーに会いに施設へと出向き、会った瞬間、サミーに一目惚れしたとのこと。
ポツンとひとりぼっちで座っているサミーを見て、年老いてから捨てられてしまった境遇を悲しく思い、引き取る決心を固めたのでした。
施設のスタッフは、高齢の猫は特別な食餌療法が必要になることやお世話も大変であることなどを伝えました。
それでも、ティムさんの決心は揺るぐことなく「施設のケージの中ではなく”お家”で余生をのんびり過ごして欲しい」との願いを込めて新しい飼い主になることが決まりました。
新しいお家で
新しいお家での第1日目から、サミーは感謝の気持ちを示すかのように、ティムさんの体に前足をあずけハグするようにお昼寝♡
そして穏やかに日々は過ぎ、サミーは20歳のお誕生日を迎えました！
ティムさんは、高齢の猫を飼うことがいかに素晴らしいかを人々に伝え影響を与えているのだそうです。
ティムさんは「高齢の猫を飼うことは容易ではないけれど、その代わりに愛情深く感謝の気持ちを表現してくれるベストフレンドを得られるので、まったく苦にならない」と語っています。
確かに、ゆったりとした姿を見るたびに癒されそうですね♪
まとめ
施設のケージの中でひとりぼっちで過ごすのではなく、愛情いっぱいの“お家”で余生を過ごせて本当に良かったですね。
これからものんびりと過ごし、ご長寿を更新し続けて欲しいと願います。
- サミーの幸せな姿はこちら
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
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