ゴミ置き場で暮らす子猫が出会ったのは…海を越える深い絆で幸せに♡

ゴミ置き場で暮らす子猫が出会ったのは…海を越える深い絆で幸せに♡

旅行先で野良の子猫をお世話していた女性。この優しい女性が帰国してしまったら、子猫はどうなってしまうのでしょうか...その後のハッピーな結末をご紹介します。

野良の子猫が海を渡って幸せになるまで

託された子猫

英国に住むリディアさんは、心待ちにしていた休暇をギリシャで楽しんでいました。美しい空と海を眺めながらカフェでお茶を楽しむなどパーフェクトな旅行です。

しかし、ビーチを散策するリディアさんにはとても気になることが...。

それは、たくさんの野良猫がいることでした。痩せこけた猫たちは、食べ物を求めてゴミ箱に群がっていました。

リディアさんは「すべての猫たちを救えるわけではないけれど、できる範囲で」と考えて、食べ物を与えることにしました。

子猫を託される

リディアさんが猫たちに食べ物を与えていると、知らない女性から声をかけられました。

女性は「とても小さな子猫の面倒を見ているのですが、もうすぐ帰国するので代わりに食べ物をあげてくれませんか?」と言うと子猫がいる場所を指し示しました。

リディアさんは快諾し、女性が示したゴミ箱の近くを探すと小さな子猫がいました!

駆け寄ってきた子猫、かわいいお目目で見上げていますね♡

生後2〜3週の子猫がゴミ置き場で暮らすのは過酷すぎます。小さすぎて、ゴミに混じっていて気づかれずに収集されてしまう危険もあります。

子猫をホテルに連れ帰ることはできませんでしたが、リディアさんは、1日に2回、子猫に食べ物を運びました。そして、これが強い絆で結ばれるきっかけとなったのです。

帰国が近づく

子猫が女の子であることがわかって、リディアさんはアガサ・クリスティーに因んで「アギー」と名付けました。

絆は深まりますが、リディアさんの休暇は終わりに近づいていました。

アギー、海を渡る

小さなアギーのことが心配でたまらないリディアさんは、ついに英国に連れていく決心をしました!

しかし、国外から猫ちゃんを連れ帰るにはたくさんの手続きが必要です。

ひと足さきに帰国したリディアさんは、獣医さんに “ペット・パスポート” を発行してもらうなどの手続きを開始。そして、必要なワクチン接種を受けたアギーはついに船で英国へ渡ることになりました!

多くの困難を乗り越えて、英国で一緒に暮らすようになってから約1年後、アギーは立派に成長していました。

アギーはお庭を散策しながら蝶々を追いかけるのが大好きだそうです。

そして、最近では初めて雪の中でのお散歩を体験しました!

まとめ

たくさんの書類を揃えたり、いろいろな手続きがあったりと手間もかかる中、責任を持って連れ帰ってくださったリディアさんには頭が下がります。

海を渡ってしあわせになったアギーの猫性が、これからもずっとハッピーでありますように。

  • 可愛らしい子猫のアギーと美猫に成長したお姿はこちら。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
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