猫版「ハチ公」に涙腺崩壊!必ず同じ場所に戻ってしまう理由とは…

猫版「ハチ公」に涙腺崩壊!必ず同じ場所に戻ってしまう理由とは…

来る日も来る日も同じ場所にうずくまり動かない猫。一体どのような背景があるのか、地域の人々の優しさに守られた猫のお話をご紹介します。

飼い主を待ち続ける猫

同じ場所で

ロシアの都市べルゴルドの路上で、1匹の猫が目撃されるようになりました。

このふわふわの猫ちゃんは、いつもひとりぼっちでマンホールの蓋の上にうずくまっています。

来る日も来る日も同じ場所にいます。

飼い主を待つ

マンホールの上に猫...これだけなら、どこにでもある日常の風景でしょう。しかし、事情を知る近隣住民が語る物語は胸が締め付けられるものでした。

「以前この子は、近くのアパートで飼い主と一緒に暮らしていました。しかし、飼い主がアパートの部屋を売って引っ越した際に置き去りにされてしまったのです。バス停の近くまで飼い主の後を追ってきたようですが、一緒に連れて行くことはありませんでした。」

それ以来、最後に飼い主の姿を見た場所でずっと、来ることのない “お迎え” を待っているようです。

地域の人たちは、この子を日本の忠犬ハチ公の物語にちなんで「ハチ公」と名付けました。元飼い主の裏切りを同じ人間としてハチ公に詫びるため、食べ物や水を与えてお世話しました。

もちろん、自宅に連れ帰り家族に迎え入れようとする人たちが何人もいましたが、新しいお家に行っても、またこの場所に戻って来てしまうのだそうです。

おそらく、かわいそうとか悲しいと考えるのは人間目線であり、ハチ公にとっては希望を持って毎日同じ場所にいることが当たり前の日課なのかもしれません。ハチ公がこんなに懐いているのに置き去りにした飼い主は本当に理解できませんが...。

人間の責任

この動画の最後は “あなたが世話をしてきたものに対して、ずっと責任を持つことになる” という「星の王子さま」からの引用で締めくくられています。

一度引き受けた命をずっと守るのが飼い主の役目であり、どうしても飼えない事情ができたなら、相談できるところが必ずあるはず。置き去りにするということは絶対にあってはならないと思います。

まとめ

動物の無償の愛は本当に尊いです。そして、待つことが新しい家族と暮らすことよりハチ公にとって希望になるのなら「お利口さんだね」と声をかけて頭を撫でてあげたいですね。

道ゆく人に撫でられ、話しかけられ、地域の人々に愛されて日課を全うするハチ公の心が穏やかでありますように。

そしていつか、新しい家族のもとで幸せに暮らせる日が来ますよう切に願います。

  • マンホールに座るハチ公のお姿はこちら。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:BazPaws

BazPaws

▼▼ YouTubeチャンネル『BazPaws』はこちら ▼▼
https://www.youtube.com/c/BazPaws/featured

▼▼ 公式Facebookはこちら ▼▼
https://www.facebook.com/BazPaws/

スポンサーリンク