迷子になった老猫、諦めかけた飼い主に朗報が
行方不明の老猫
2年前、英国に住むディーンさんとアリソンさんは23歳になる猫の「キジー」と一緒に暮らしていました。そんなある日、キジーが行方不明になってしまったのです。
迷子になったキジーは高齢で耳が聞こえないこと、家猫として生活していたこと、健康状態が悪化していることから判断すると、屋外では長くは生きられないだろうと思われました。マイクロチップは装着していなかったため探すのは困難で、その23歳という年齢からも「おそらく、虹の橋を渡ったのだろう」と飼い主さんは諦めていました。
奇跡が起きる
しかし、2年後に奇跡が起きました!クローイーさんという女性が、「もう息がない」と思ったというほど酷い状態で道路脇に横たわるキジーを発見し動物病院へと運んでくれたのです。
艶のなくなった被毛、痩せ細った全身にノミがはいまわり、寄生虫も発見され、伸びすぎた爪のせいでまともに歩くことすらできませんでした。
適切な処置を受けた後、キジーは保護施設アニマル・ロスト・アンド・ファウンド・イン・ケント (Animals Lost and Found in Kent) に引き取られることに。
感動の再会
保護施設のスタッフは、キジーの写真と発見された経緯をSNSに投稿して飼い主探しを始めました。それは、ディーンさんとアリソンさんの目にもとまり、猫ちゃんの年齢や健康状態からして「うちの子だ!」とすぐにわかったそうです。
そして、すぐに施設にお迎えに行ったのです!
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2年ぶりの再会、目は見えなくても “パパの匂い” でわかったキジーは甘えるような声で鳴き始めました。
久しぶりにパパの抱っこです!!
2年にも及ぶ過酷な野良生活を経て、やっとディーンさんとアリソンさんに再会できました。
アリソンさんによると「キジーはいっぱい抱っこされて、お腹いっぱい食べて、落ち着いて暮らしています」とのことです。
生きていてくれて本当によかったですね!
まとめ
2年前の行方不明当時に23歳だったので、現在は25歳のご長寿猫のキジー。飼い主さんの愛情をたっぷり受けて残りの猫生を穏やかに過ごし、長生きして欲しいと願います。
- 感動の再会シーンはこちら。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
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