釣り針がひっかかった猫のレスキュー
相次ぐ釣り針による事故
今年の2月末、地域猫の餌やりさんから熱海港の海釣り公園に目の下に釣り針がひっかかった猫がいると情報が入りました。
早速現場に向かいましたが土砂の保護区域内に逃げ込まれ保護は難航、日も暮れこの日の保護は諦めました。翌朝から数日がかりでなんとか保護し病院へ搬送。その後シェルターの保護猫となりました。
どうやら釣り人が竿を振りかぶった瞬間に、ルアーに向かって飛びついてしまったのだとか。幸い眼球には影響がなかったのでひとまずシェルター内のケージで静かに療養してもらうことに…。
緊急保護!!!
— NPO法人くすのき(猫ハウスTemple Cat) (@atami_kusunoki) February 24, 2022
地域猫の餌やりさんより、目の下に釣り針のひっかかった猫がいるとの情報が…
先程捕獲し病院に搬送→シェルターにて保護しました。
竿を振りかぶった瞬間に、ルアーに向かって飛びついてしまったようです?
眼球に影響が無くて良かったー?#熱海#保護猫#TempleCat pic.twitter.com/qSWC7wfKSr
怒りんぼで前途多難
その後お顔の傷の痛みがだいぶ落ち着き怒る元気も出てきた猫さん。ケージ内のお水を自分でこぼしてしまったのにお世話係さんに八つ当たりをしたりプリプリしていて迫力満点です。
この状況では譲渡会やハウスでデビューはまだまだ遠い道のりですが、傷が治ったら新しいご縁探しをして幸せな猫生を送れるように愛情をかけて気長に向き合いことになりました。
人馴れ修行を経てついに
あれから半年…前途多難な道のりでしたが、傷の治療や隔離ケージでの人馴れ修行に根気よく取り組んできたところ、愛情に応え徐々に変化を遂げた猫さんには幸せが訪れました!
ついに運命が動き出しこの夏の終わりには、なんとご縁が結ばれお家が決定しました!レスキューされお世話係さんから頂いたたくさんの愛情を胸に、新しいご家族のもとにお迎えされるそうです。助かった命が輝き素敵な猫生の第一歩を踏み出します!本当におめでとう!
まとめ
保護された当初は痛々しいお姿でしたが、傷の治療も順調に進み、見違えるように元気になることができました。人間は怖いという思いの裏返しか怒ってばかりの様子からは、人馴れやご縁探しはなかなか大変なことだったと思います。
諦めずに温かく向かい合ってくれたお世話係さんや預かりボランティアさんのおかげで、素敵なご縁がみつかり本当によかったですね。尊い命が助かり幸せな猫生を送れるまでのバトンを繫ぐ活動には頭が下がります。一匹でも多くの猫さんが幸せな猫生を送れますように!
※こちらの記事は情報掲載元の団体より許可を得て掲載しております。
団体名:NPOくすのき
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NPOくすのきさんでは譲渡型ねこハウス「Temple Cat」を運営されています。お時間が許す限りゆったりと猫さんと触れ合いご縁探ししてみませんか?譲渡会では緊張気味の猫さん達もここでは伸び伸びとした姿でお出迎えしてくれます。