20年連れ添った猫を突然遺棄……老猫に訪れた新たな未来とは?

20年連れ添った猫を突然遺棄……老猫に訪れた新たな未来とは?

20年間も一緒に過ごした愛猫なのに、突然保護施設に引き渡した飼い主。年老いた猫ちゃんに一体何があったのでしょう。戸惑う猫ちゃんのその後をご紹介します。

戸惑う老猫に訪れた幸せなセカンドライフ

捨てられた20歳の猫

メリーランド州にある、BARCSアニマル・シェルター (BARCS Animal Shelter) に引き渡されたのは20歳の猫「レディ」。その理由は、「粗相をするようになったから」だそうです。

突然の環境の変化に恐れ戸惑うレディ、その不安は計り知れません。

粗相の原因

捨てられた理由の“粗相”については、施設の医療チームの診察でいくつか原因がわかりました。高齢のレディは目がほとんど見えていないこと、腎不全の初期段階であること、高齢のためにぐらついた後ろ足ではトイレの箱に到着するまでに時間がかかってしまうことなどです。

SNSの投稿

「今まで20年間もペットとして愛され、また、家族を愛してきたレディの残された日々は愛情に包まれたものでなくてはいけない」と考えた施設のスタッフは、Facebookに彼女のストーリーを投稿しました。

そして、その投稿は3000件以上シェアされ、動物看護師であるレベッカさんの目にも留まり里親になると名乗り出てくれました。

新しいママ

レディは新しいお家に着いたばかりの頃は緊張していましたが、徐々に慣れて今ではすっかり新しいママに甘えるようになりました。

優しく語りかけるレベッカさんに短く「にゃ」とお返事するレディさん。かわいいです♪

耳の後ろを撫でられるのが大好きで、いつもママのそばから離れません。

腎臓の治療のために特別な食事が与えられ、必要なお世話、そして何よりも無条件の愛情をたくさん受けて快適に過ごしています。

まとめ

忠実で愛情深いペットとして過ごした生涯のラストステージで突然捨てられてしまったレディですが、新しい家族のもとで温かく愛情たっぷりの余生を過ごすことができています。隔離されたケージの中で生涯を終えることなく、最後まで家猫として過ごせるように努力して下さったみなさんに感謝です。穏やかな日々を過ごし、さらに長生きできますように。

  • レディさんの保護当時とハッピーなセカンドライフを楽しむお姿はこちら。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
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