わさびちゃんちとは
出典:http://wasabichanchi.blogspot.jp
わさびちゃんちとは、カラスに襲われていた所を保護された子猫「わさび」を飼っていたお宅の事です。たらこやしめじ、本わさびなどユニークな手作りおくるみに包まれた、可愛らしいわさびちゃんの姿が目に浮かぶ方も、多いのではないでしょうか?
わさびちゃんちでは、ゴールデンレトリーバーのぽんちゃんを始め、一味やつゆ、でんすけら猫軍団が、わさびちゃんちで保護した猫たちを日々、優しく育んでいます。その様子はいつしか「ぽんちゃん保育園」と呼ばれるようになり、たくさんの保護猫に、幸せな里親さんとの出会いをもたらしました。
わさびちゃんちでは、父さん、母さんと呼ばれているご夫婦が、一生懸命保護猫活動をされています。保護したは良いものの、猫によっては里親探しに苦戦したり、警戒心が強くて保護できない猫がいたり、並大抵の苦労ではないところをそれでも、猫たちの命を救うために日々、尽力されているのです。その様子はブログやインスタグラム、ツイッターなどで公開されています。わさびちゃんちにいる猫たちのグッズ販売もしており、経費を差し引いた売り上げは、保護猫の医療費やTNR(野良猫を捕獲し不妊手術を行ない、元の場所に戻す活動)の費用に充てられています。
- わさびちゃんちブログ http://wasabichanchi.blogspot.jp/
- わさびちゃんちインスタグラム https://www.instagram.com/
- わさびちゃんちツイッター https://twitter.com/
- わさびちゃんちFacebook https://www.facebook.com/
わさびちゃんちのわさびちゃんとは
わさびちゃんは2013年6月2日に、父さん、母さんに保護されました。生後間もないわさびちゃんは道路でカラスに襲われ、顎の骨が折れ、舌が切れるという大ケガを負っていました。猫を飼うのが初めての父さん母さんでしたが、わさびちゃんを救う為、2時間おきにカテーテルでミルクを与えるという、人間の子育てさながらの生活を始めます。
カテーテルによる給餌でわさびちゃんが暴れ、口の中を傷つけないようにと、おばあちゃんが手作りのおくるみを作ってくれ、その可愛らしいおくるみ姿を母さんがツイッターに投稿すると、瞬く間に話題となります。
元々父さん母さんが飼っていた犬のぽんず(通称:ぽんちゃん)もわさびを可愛がり、愛情をたっぷり受けながらすくすくと成長していきます。が、8月26日。体調が急変し、肝臓の病気の為、わさびちゃんはその短い生涯を閉じました。
ですが、わさびちゃんを保護した事がきっかけとなり、野良猫の窮状を知った父さん母さんは、引き続き保護猫活動を行ない、多くの野良猫と優しい里親さんとの橋渡し役を勤めています。
わさびちゃんちの保護猫たち
わさびちゃんちにいる猫たちは、みんな保護された猫たちです。その中でも様々な事情で、わさびちゃんちの猫になった子たちもいます。わさびちゃんちの猫たちは、ぽんちゃん保育園で新たに保護された猫たちの面倒を、見ています。
一味
わさびちゃんの次に保護された女の子。新入り猫たちに猫界のルールを教える、先生的な役割をしています。猫界の極妻とも?みんなから一目置かれる存在です。
つゆ
一味に猫界のルールを叩き込まれた女の子。マイペースにぽんちゃん保育園にいる保護猫たちの面倒をみています。
でんすけ
黒猫のでんすけは優しくて面倒見が良く、新入り子猫が1番に懐く、お兄さん猫です。子猫を見るとまっさきにグルーミングを始める、世話好きなのだとか。子猫たちにとって、頼れる存在なのでしょうね!
にがり
キモの座った母さん猫、にがり、2015年4月に、わさびちゃんちにやってきました。今も、息子のあわびと一緒に、暮らしています。子育て経験豊富なので、ぽんちゃん保育園に入園した子猫たちのお世話に積極的に参加するそうです。
あわび
にがりの息子、あわび。母猫のにがりが新入り猫のお世話をしていると、少しヤキモチを焼いてしまう、甘えん坊。
アジア
故・わさびちゃんにどことなく似ているアジアは、まだ小さな時に手術をしました。リスクの高い手術でしたが成功し、今では超食いしん坊のちょいぽちゃ猫に…。
ぽんちゃん
忘れてはならないのが、犬(ゴールデンレトリーバー、女の子)のぽんちゃんです。保護猫たちを優しく包み込むような包容力のある性格をしたぽんちゃんは、ぽんちゃん保育園の園長を勤めています。保護猫たちにはなくてはならない存在です。
まとめ
わさびちゃんちの猫たちが保護猫たちに優しいのは、きっと父さん母さんの優しい気持ちを、肌で感じているからなのでしょう。全力で保護猫を支援するその姿に猫たち(と犬1匹)も影響を受け、サポートしてくれるのだと思います。そんなわさびちゃんちを、暖かく見守っていきたいですね。