【みんなの保護猫物語〜ちょいちょいちゃんのお話〜】
飼い主さんを自ら選んだ小さな子猫
画像提供:@choi_choi_catさん
ちょいちょいちゃんは、3歳で体重は6kg(2022年8月現在)の男の子。今ではすっかり立派に成長したちょいちょいちゃんですが、飼い主さんと出会った時は、生後1ヶ月半、体重はわずか500gの子猫だったのだとか。
発見当時、「自宅近くの少し広い歩行者専用道路に、3匹の子猫が固まっていた」そうです。飼い主さんは、猫を飼いたいと思っていたところだったそうで、「1匹引き取りたいと考えてた時に、真っ先に近づいて来たのがとてもかわいい茶白猫でした」と、運命の出会いの瞬間を振り返ります。
他の2匹の子猫は、心配して集まっていた近所の人たちが保護団体に連絡をすることに。すぐに、ちょいちょいちゃんを連れて病院を受診したところ、健康状態に問題は無いことがわかったそう。
保護後にしたことは? DIYでアイテムも自作!
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ちょいちょいちゃんの名付けについて、飼い主さんは、「保護当時にちょいちょいしてたから、そのままちょいちょいになった」と、その由来を明かしています。
お家に迎えることについては、「不安より楽しみ」の方が大きかったそう。突然の出会いだったため、取り急ぎ、「一時的に段ボールハウス、トイレ、砂、キャットフード」などを用意。落ち着いて来た頃に、「100均DIYでケージ」を自作したのだとか。ちょいちょいちゃんのために、少しずつ居心地の良い環境を整えたんですね。
「猫の運動会」の洗礼も! 甘えん坊なちょいちょいちゃん
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ちょいちょいちゃんをお迎えしてから大変だったことについて、「生後6ヶ月くらい、夜中の大運動会が大変でした」と語る飼い主さん。「おやつをあげて、ケージで寝させるようにしました」と、当時の様子を振り返っています。
優しい飼い主さんのもとで、元気いっぱいに成長してきたちょいちょいちゃん。性格は、「ビビり、甘えん坊」なのだとか。チャームポイントについて、飼い主さんは、「小さい時は薄かった茶色が、大人になると濃くなった」という「口ヒゲの茶色のところ」と、教えてくれました。
猫は言葉を理解してる! “共同生活”で大切なことは?
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ちょいちょいちゃんに、「待て」を教えてみたという飼い主さん。驚くべきことに、「すぐできるようになった」そうですよ! この経験から、飼い主さんは、「猫って人間の言葉をある程度、理解してくれる」と、思うようになったのだそう。
そんな飼い主さんに、“猫との生活で学んだこと”についてうかがうと、「信頼関係です。人間も猫も同じで、信頼してくれるから信頼できると思います」と、答えてくれました。ちょいちょいちゃんと飼い主さんが、この3年の間に築いてきた強い絆が感じられますね。
家族の“子供”になったちょいちょいちゃん
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飼い主さんにとって、ちょいちょいちゃんは、「宝物であり子供のような存在」なのだそう。「家にいる時に地震があれば、すぐにちょいちょいをテーブルの下に避難させてます」と、語っています。常に頭の片隅にちょいちょいちゃんがいて、飼い主さんが気にかけて大切にしている様子が伝わってきますね。
素敵なエピソードをシェアしてくださった、ちょいちょいちゃん、飼い主さん、ありがとうございました!
※この記事は、取材協力者さまのご了承をいただいたうえで制作しています
取材・文/サトウ ミジー
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