竜巻の猛威が伝えるメッセージ
現場を視察
米国・ケンタッキー州で発生した竜巻が去った後に残された惨状の中で、動物愛護団体The Humane Society of the United State(ザ・ヒューメイン・ソサイエティ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ)がペットたちの救出に取り組みました。ここでは特に猫を対象にしています。
家も木々もなぎ倒された地域を進みます。
見え隠れする猫たち
がれきや倒れた木々の間を歩き回る複数の猫たちを目視。人に寄って来てくれる子は保護しやすいですが、隠れてしまう子、逃げ回る子もいるでしょう。
倒木の上を歩く三毛さん、見えますか?
そしてこちらの茂みの中にはサバさん。
この子は幸い、人を信用してくれるタイプでした。
ニャンコよ、よかったね。
全部はムリでも…
この活動で何匹の猫を保護できたのか最終的な数は触れられていないので不明です。全ての猫を保護することは到底、できなかったでしょう。それでもできる限り、こうして1匹ずつ保護し、悲嘆にくれる飼い主さんの元へ届けてあげられるとよいですね。
地球規模の温暖化の影響で竜巻や台風などの気象現象が頻発(ひんぱつ)し、威力も増しているようです。人間の科学で知る限り、二酸化炭素の排出が原因のひとつであることはまず間違いないと言われます。
無限に消費をあおる私たちの経済・産業のシステムは地球から多くのエネルギーをしぼり取り、半永久的に分解しないゴミ、毒となるガスを発生させます。今後どうなるの?これを人類への警告として、行動を変えていきましょう。1匹ずつの猫の、1人ずつの人間の命を守るために。
- 懸命な救出活動の全貌はこちら。
※こちらの記事は動画の制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
動画制作者:The Humane Society of the United States
掲載YouTubeチャンネル:The Humane Society of the United States