里親さんか、自由か
通報・保護
TNR(つかまえて、去勢/避妊して、元いた場所に放す)の猫たちが住む区画に、骨折した猫が見つかりました。
昔ながらの方法、ヒモで引っ張って落とすトラップで猫をつかまえることにしました。
でも見てください…食べ物につられて、TNRのコロニー(猫の村みたいなもの)の猫たちがわらわらと集まってきました。
ケガをした子1匹にしぼることができず、トラップの下に入ってきた複数の猫をいっぺんにつかまえちゃうことにしました。
ヒモを引きます!まわりに待機していた猫はジャンプして逃げる…!つかまった3匹は大あわて!
落ち着かせるために急いでトラップをブランケットでおおった後、もうひとつケージを横づけ。ケガをした猫だけうまくそちらへ移動させることができました。
他のTNRの2匹はその場で解放です。すき間を開けると、2匹はダダダッと一瞬にして飛び出していきました。驚かしてごめんね。
ケア
「トーマス」と名づけたこの子。病院でタオルにくるまれ、診察されています。
「なんで僕だけ…」と思っているのでしょうか。
全身麻酔がきいたトーマス。手術前の準備に入ります。
レントゲン写真。バキッといってしまってますね。
ボルトで固定する手術が行われました。
自由な暮らしへ
手術は成功!動きを制限して回復に2ヵ月を要したそうです。
その間に人に慣れてくれれば里親さん待ちになるのですが…。トーマスは根っからのノラ君で、慣れることはありませんでした。TNRとなります。
骨折がすっかり治ったトーマスを、元いたコロニーに戻します。
キャリーケースのフタを開け、緊張の面持ちのトーマスのリアクションを動画の最後でご覧ください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
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