事故で歩けなくなった猫に起こった奇跡
大手術後の痛々しい姿の野良猫
とある杜の都に、2021年10月より活動されている猫杜(ねこもり)という保護ねこシェルターがあります。この猫と人の縁結びの為に作られたシェルターに、普通に歩くことができない状態の野良猫がやってきました。
この猫はおそらく事故に遭ったのでしょう。痛みから動けない状態で民家にうずくまっていたところを、奇跡的にとても親切な方達に発見されました。
獣医さんにすぐに診てもらうと、骨盤3か所としっぽが折れている事がわかりました。そのまま治療を受ける事に。
大手術を終え、リハビリへ
大手術の後、なんとか命は助かりました。しかし、獣医さんによると「後ろ足と尻尾の完治は難しいでしょう」とのこと。
野良猫の大人が飼い猫になる事はなかなか簡単な事ではありません。しかし、安全な場所と温かな人々に守られ、少しずつでも体が良くなって欲しいと願う保護主さんたち。その思いは野良猫にも、きっと通じているはずです。
頑張り屋のまどみちゃん
リハビリ、新たな環境、家族猫との関係構築、と野良猫にたくさんの新たな試練がやって来ます。まだ少し外の世界が恋しい様子。
窓を見ているので名前はまどみちゃんになりました。
戸惑う事もあるでしょうが、まどみちゃんはこの時にはもうわかっていたのです。永遠の味方を得たことを。
そして、それが強い力となり再び奇跡が起こります。リハビリを始めて数日後、ついにまどみちゃんが歩きました!まだ、たどたどしいですがちゃんと歩いています。
リハビリは続きます
日々、リハビリに励む、まどみちゃん。その姿を心配そうに見守る家族猫のギャー君。ギャー君も前足を怪我しているので、まどみちゃんの気持ちがわかるのかもしれません。
獣医さんに、まどみちゃんが歩いている姿を見せたところ、とても驚いておりました。
少しずつ進んでいこうね
奇跡の連続で、保護主さんたちを驚かしたまどみちゃんですが、何かあるとまだまだ物影に隠れてしまいます。これまでは過酷な外での生活で、隠れながら身を守ってきたのでしょう。
これからは、保護主さんたちの助けを得ながら、猫仲間と一緒に楽しい日々を送ることになるでしょう。
物影からそっとのぞき見ているまどみちゃん。そう遠くない日に、その緊張も解けていくはずです。
まとめ
奇跡的にいい人達に発見され、いい獣医さんに治療をしてもらい元気になったまどみちゃん。
本当にもし、発見が少しでも遅ければと考えると数々の奇跡に感謝します。まだまだ色々な問題はありますがゆっくりとクリアしていきましょうね。
- 緊急保護され、手厚いケアを受けるまどみちゃん
- まどみちゃんが歩けるように!
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:保護猫シェルター「縁の庭 猫杜」
(運営:フッセジャパン仙台)
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