突然家の前に現れた猫…保護した時にすべきこととは?

突然家の前に現れた猫…保護した時にすべきこととは?

ある日、突然自宅の前に猫が現れました。その猫は脱走した飼い猫なのか…?猫を保護したら連絡しなければいけない場所とは?猫を保護したときの社会のルールと、猫を保護して良かったこと、大変だったことなど。私と保護した猫との生活について述べていきます。

️【私と愛猫との出会い〜クンさんの体験談〜】

猫がいる。脱走した飼い猫かな?

夜中、ゴミ捨てに行こうと家を出ると猫の鳴き声がしました。私の家の付近に野良猫は滅多に来ないので、おかしいなと思っていると、ピンク色の首輪をつけた黒白模様で尻尾の短い猫がでてきました。

その猫は、私の側に鳴きながら擦り寄ってきました。人懐っこく首輪がついていたので、飼い猫だと予想。「きっとすぐ飼い主が連れて帰るだろう」と思いました。

自宅では既に一匹の猫を飼っていました。家にいる猫のために、保護するのは良くないと考えたのです。

外の世界は辛いよね。

次の日の夜、その次の日の夜と、毎日猫は出てきました。「まだ飼い主さんに連れて帰ってもらってないのか。」

そんなある日の夜、大雨が降りました。心配で外に出ると、猫がいません。「雨だから隠れてるのかな。飼い主さんに見つけてもらったかな…いた!」猫は濡れていました。そして私が近寄ると逃げていってしまいました。雨で怖かったのかな。

その次の日猫を見つけると、猫はいつものように近寄ってきましたが汚れていました。私は迷わず猫を保護しました。

濡れた猫

飼い主は誰だ

きっとすぐ見つかるよ

猫を無事に保護した後、家の中のケージに入れました。体は洗って、トイレを用意して、ご飯と水もたっぷり与えました。先住の猫とは鉢合わせないように、部屋ごと隔離しました。

それから保健所、警察署、動物愛護センターに連絡しました。迷子猫の掲示板にも写真と情報を載せました。動物病院にも連れて行き、健康診断とノミ取りの薬をつけてもらいました。

あとは飼い主が見つかるだけでしたが、どこにも迷子猫の届け出は出ていませんでした。

ここで豆知識ですが、拾ったペット動物は拾得物です。ペット動物を保護したら警察と保健所に連絡しなければいけません。届け出を出さずに飼うと横領罪で訴えられる可能性があります。また所有者が現れなかった場合、届け出てから3ヵ月後に所有権が拾得者に移ります。

うちの子になる?

保護して3ヵ月が経っても飼い主は現れませんでした。猫さんは我が家に慣れてきた様子です。もう手放すことはできない。我が家で一緒に暮らすことが決定しました。

花冠の猫

その後

猫を保護して大変だったこと

まずは猫を保護した後に保健所、警察署、愛護センター、迷子猫の掲示板など色々なところに連絡するのが少し大変でした。私のところの猫は飼い主さんが見つかりませんでしたが、見つかる場合を考えると連絡は大切なことですよね。

それから、私は先住猫さんがいたので特にだったのですが、動物病院で検査してもらったり、体を洗ったりすることも大変でしたね。ノミ、ダニがいる場合や、猫エイズなどの他の猫さんに移る病気を持っていたら、しっかり隔離しないといけません。ちなみに私が保護した子は大丈夫でした。

あとは先住猫と仲良くできるかなという問題だけが残りましたが、こちらは可もなく不可もなくという感じです。仲良くはないですが、お互いの存在を受け入れているようです。

先住猫との2ショット

猫を保護してよかったこと

やっぱり野良猫の世界は厳しいです。ご飯はなくて、冬は寒くて、夏は暑いです。私が保護した猫はうんちから木の枝が出てきました。外の世界でお腹が空いて枝を食べてしまったみたいです。

私が保護をしたことで、ご飯をたくさん食べることができる。夏は涼しく、冬は暖かく、安心できる寝床を与えられる。こういったことが良かったことですね。
私が安心でき、一緒にいることで癒しも貰えます。

現在の猫

現在は、保護した猫に妹ができました。合計3匹の猫と一緒に暮らしています。保護した猫は妹猫と仲良しです。

保護してすぐは、どこかに隠れていることが多かったのですが、今はご飯をいっぱい食べて、遊んで、寝てと元気に過ごしています。

妹猫との2ショット

まとめ

以上で私と保護猫さんのお話は終わりです。猫に限らず、ペット動物を保護することは簡単ではないと思います。しかし、保護することで訪れる幸せは計り知れないとも思います。

もし動物を保護しようと考えているのなら、辛い生活を送った子が二度不幸にならないように、よく考えてから行動することをオススメします。自宅は動物可の物件か、動物に使えるお金は十分にあるか、病気や怪我があった場合も最後まで面倒を見きれるか、等々よく調べてみましょう。

猫

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