【私と愛猫との出会い〜ひめさんの体験談〜】
だれか助けて
いつものように日曜日の夕方、河川敷を散歩しているときのことでした。7から9匹のノラ猫がご飯の最中。あげている人によると、保護猫団体のかたで近々捕獲してNTRとのこと。
ただ、成猫は大丈夫ですが、子猫は貰い手がなければ最悪保健所もありえるという話でした。
ご飯を食べているなかに子猫は3匹。1匹の男の子は貰い手がいるとのことでした。残った2匹の女の子が心配でしたが、うちはペット不可。その日は後ろ髪をひかれつつも家に帰りました。
どうしても気になって次の休みに河川敷に行くともう1匹もお家が決まったようでした。ですが、あと1匹がどうしても決まらないというのです。
ペット可のところへ引っ越ししよう…と思いながら私が引き取ることに決めました。こうしてわが家の子、ひめ誕生です。
保護猫をお迎えして大変だった事
迎え入れてから分かったことがありました。それは、とにかく臆病なこと。貰われた他の兄弟がおもちゃで遊んだり抱っこされたりする中、ひめは1日目2日目永遠と鳴き続け、1週間たってもシャーシャーと全く歩み寄る気配がありません。
ワクチンをうちにいけば先生を噛むし、先生からもなかなか珍しいくらい臆病さんとお墨付きをもらう始末。保護猫を迎え入れたのは初めてではなかったのですが、ゲージからも出せないのは初めてでした。
保護猫をお迎えして良かったなと思う事
迎え入れてから9日目。ゲージをこじ開け脱走し、お風呂場の隙間に入り…なんと2日間籠城しました。真夏の暑い中、お風呂に入れないし心配だし困り果てたのも懐かしく思えます。
妻と喧嘩しているときに私の膝に飛び乗り、妻とびっくりして喧嘩が終わったことは今でも話題になります。
なぜかそれを機におもちゃで遊んだり近寄ってくるようになりました。
現在の様子
今でもちょっと臆病で、知らない人などがくるとダッシュで物陰にかくれてしまいますが、私の足音がすると必ず玄関に迎えに来ます。
私たちが忙しいときは一人でテレビに夢中。何故かドラマがお気に入り？
遊んで疲れると、笑ってしまうくらいのリラックスした寝姿。いつも笑わせてくれています。
まとめ
最初は「この子はなかなか心を開かないな。なれないけど大丈夫かな」と気に病みましたが、だんだん心をひらいてくれる姿は感動ものです！
まだまだ飼い主を待っている子はたくさんいます。もし、猫を飼おうかなと思っている方は、一度保護猫のサイトだけでも覗いてみてはいかがでしょうか？もしかしたら家族になれる子が待っているかもしれないですよ。