生きられないと言われた子猫…奇跡の回復エピソードに涙

生きられないと言われた子猫…奇跡の回復エピソードに涙

東京都練馬区で活動する、NPO法人ねこけんさんが保護した5匹の子猫たち。その中にいました…苦しそうな呼吸をする子猫が。「大きくなると余計に苦しくなるから、安楽死を…」というのが獣医師の言葉でした。でも獣医師たちの予想を裏切り、見事なヤンキー猫へと成長したのです!

「安楽死」しかないのか…

絶望的な診断結果

東京都練馬区で活動するNPO法人ねこけんさんが保護した5匹の兄妹猫の中に、小さな体で一生懸命苦しそうな呼吸をする子猫が…。それが強駿丸くんでした。

彼を見たねこけん代表のMさんは、「心臓が悪い」と言ったのです。

病院での検査の結果は、「僧帽弁狭窄症」という病気でした。心臓の左心房と右心房の間にある僧帽弁が狭くなってしまったり、スムーズに開かなくなったりしてしまうのです。その結果、呼吸困難などが起こります。

専門病院を3軒まわりましたが、どこも「生きられない」「治せない」「成長するともっと息が苦しくなるから、安楽死させた方がよいかも…」という返事でした。絶望的です。

それからというものの強駿丸くんは、小さな酸素室でひっそりと暮らす毎日。でも1人では寂しいので、お姉ちゃん猫に付き添ってもらっていました。

でも…?

このまま命の火が消えてしまうかと思われていたある日。酸素室を出た強駿丸くんは、1人で冒険に出ます!他の猫や犬と触れ合い、キャットタワーにだって登りました。獣医師に言われた「2kgまでは生きられない」という予想も裏切り、体重は2.09kgに!

正に「ミラクル」です。ねこけんさんのかかりつけ医は「子猫にはミラクルがある」と言います。強駿丸くんはその、ミラクルを起こしました!

心臓の病気が治ったわけではありません。定期的な通院も必要です。でも、すくすく育つ強駿丸くんの体重は、おデブ一歩手前の5.65kgになりました。す、すごすぎます!

1歳5ヵ月

それから強駿丸くんは、なんと1歳5ヵ月の日を迎えました。しかも、立派な「悪い子」に育ったのです。泥棒はする、喧嘩はする、横取りはすると荒れ放題!

何が彼をそうさせてしまったのでしょうか…。

ウワサによると、猫も1、2歳くらいで「反抗期」を迎えることがあるとか?でも悪行ができるのも生きているからこそ、です!そんなヤンキー猫強駿丸くんを、ねこけんさんは、今日も温かい目で見守ります♪

まとめ

ミラクルを起こした強駿丸くん。本当に、本当によかったです!

私ごとですが筆者は先日、大掃除のときのケガが化膿し、大学病院を紹介され受診してきました。検査の結果は、「原因不明」でした。そのときに感じたのは、「現代医療の限界」です。

科学ではまだ解明できないことも多いように、医療にもわからないことはまだ、たくさんあるのです。強駿丸くんの例が、正にそれではないでしょうか?

医療がダメとか役に立たない、と言っているのではありません。でもまだ、動物の体に関してはわからない部分も多いのも事実だと思うのです。ですから、たとえ獣医師に絶望的なことを言われたとしても、諦めるのは早いのかもしれません。

それを強駿丸くんが教えてくれた気がします。「ミラクルはある!」そう信じて、明日も明後日も生きていきたいですね!

ミラクル強駿丸くんは、下記動画でご覧いただけます。もしかしたらご利益、あるかもしれません。

  • 「生きられない…」と告げられた強駿丸くん

  • 1歳5ヶ月♡ヤンキー猫♪

※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
 掲載者名:NPO法人ねこけん

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